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短冊に願いを。白壁通りの七夕

毎年、七夕の時期になると市内7つの幼稚園の園児によって希望が書かれた短冊が笹飾りにされ、この白壁通りをより明るくします。今年で18回目となるようで、本数にして20本が通りに飾られます。
尚、通りの笹飾りの期間は、7月8日(日)までとなっています。
白壁通りの七夕_1
今年は、本日7月2日に準備をされましたが、明朝から予想されている台風を考慮し、一旦屋内で保管されるようですが、天候次第にはなりますが、「7月4日」から本格的に並ぶようです。

所説あり!「七夕の由来」

改めて、七夕をほんの少し"アサボリ"しますと、広く馴染な話としては、全米も泣いた! かも?? 織姫様と彦星様が年に1度だけ逢うことができるロマンチックな星物語。

この日は5節句の一つ。古来から続く云われがあります。
古来の日本で穢れを清める禊(みそぎ)の行事である「棚機」(たなばた)と、中国の織姫にあやかり機織りや裁縫の上達を祈る乞功奠(きこうでん)が奈良時代に合わされ宮中行事となった。この時この宮中行事を"ひちせき"「七夕」と呼んだ。その後、室町時代に織姫・彦星の物語と共に民間に伝わり広まった。この時期に、そもそも古来日本での謂れであった「棚機」(たなばた)から"ひちせき"(七夕)を"たなばた"と呼ぶようになった。そうです。

5色の短冊
願い事を書く短冊ですが、これにも謂れがあるようです。5色は、中国の陰陽五行説に基づく5色「青は木、赤は火、黄は土、白は金、紫は水」のカラフルな短冊。この色に魔除けの意味を持たせたようで、短冊や「吹き流し」にこの色が使われています。江戸時代ぐらいからこの短冊に願い事を書くようになったそうです。

「願いが叶いますように!」
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