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旅の途中のひととき「アサギマダラ」

11月4日室積では、「Hikari グルメグランプリ」が開催されていました。
その会場である室積市場公園の脇にある花壇に、1個体の蝶々を目撃された方が幾人かいらっしゃったかと。。
この蝶々こそ「アサギマダラ」、幾度となく情報誌や広報等で紹介された蝶々。
※「Hikariグルメグランプリ」の結果については、開催広報記事(こちら)の最後に追記しました。

アサギマダラとは

学名:Parantica Sita(パランティカ シータ)
分類:チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科
体長:羽を広げると10cm程度
特徴:まだら模様が鮮やかで長距離を移動する。

秋に9月~11月に日本本土を移動し南西諸島へ移動する個体も多く発見されている。2011年10月10日に和歌山で放たれたアサギマダラは同年12月31日に2,500km離れた香港で発見された事例もあるようです。この事から「旅する」と形容される由来となっています。尚、「フジバカマ」(下記画像の植物)に寄ってくることでも知られている。
アサギマダラ_20181104

今回、この個体には、識別番号が羽に付いていないためトレースされていない個体と思われます。今年、県内での報告(ネット検索ベースでの一部)
・5月30日下関市蓋井島(タイワンアサギマダラ)
・9月30日山陽小野田竜王山
・10月7日周南市萬福寺
・10月12日光市室積小学校 等等

11月に入り随分と寒を感じるころ、アサギマダラも南下前の一休みだったのでしょうか。