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光市光井にある山口県スポーツ交流村。そのヨットハーバーでは競技用ヨットの大会がしばしば行われ今回はヨットを撮影しようと構えていたところスナメリさんが愛嬌良くご登場。(1月27日11:30頃)

慌てて手持ちで撮影してみましたが。。その模様は下のYouTubeでどうぞ。

さて、このスナメリさんですが、釣り人にお聞きしたところによりますと、西は新日鉄住金さんの港から今回遊びに来ていたハーバーまでの間でしばしば目撃されているようです。また穏やかな漁港内にも入ってくるようです。

今回のスナメリさんは、体長は約120~150㎝ほどだと思います。
人慣れしているのか、こちらを伺いながら鳴き声を披露してくれたり、近くまで寄って来てくれたりのパフォーマンスも少しですが見せてくれていました。どちらかの水族館で働いていました?と言いたく成るほどの愛嬌でしたよ。
偶然みれるとラッキーですね。


スナメリについて

鯨目 ネズミイルカ科。生息域はインド洋沿岸から東シナ海、日本近海の沿岸。
小型のイルカ類で、国内での呼び名は様々でナメリ、ナメノウオ、スザメ、ゼゴ、ゼゴンドウ等と呼ばれているようです。

体色は銀白色のような明るい灰色で光の反射によっては白く見えます。頭部は丸みを帯びていて尾びれは三日月型のような形をしている。英名で「Finless porpoise」と呼ばれるように、スナメリには背びれは無く、背中の正中線に沿って皮膚が2~3cmほど盛り上がっておりこれが背びれに相当。
この部分には角質化した小突起が密生しているが、内部には多くの神経終末があり、これは仲間同士のコミュニケーションに役立っているのではないかと考えられている。(以上、動物図鑑より要約)

また、絶滅危惧指定VUとなっていますので温かい視線で。