安田の糸操り人形2019HD

「安田の糸操り人形」と「出雲の糸操り人形」

周南市三丘にある徳修館で今年も操り人形の公演が行われます。今年は出雲よりお招きして開催されます。
安田の糸操り人形芝居は、幕末期に出雲大社へ参拝した者が芝居小屋で上演を見て柳井周辺に広めた出雲系の流れを組むものではないかと言われ、「安田の市」で阿波国藍染の商人が商売の傍ら人形を手作りし浄瑠璃を教えたのが「安田の糸操り人形」の起源と言われています。(パンフレットより要約)
安田糸あやつり人形芝居_徳地人形浄瑠璃-71
今年開催でお招きし公演予定となっている「出雲の糸操り人形芝居」はそのルーツとなり、出雲から安田へ伝わった過程でどのような変化(加えられたことや減ったこと)が有ったのか発見する良い機会かもしれません。
また、今年は出雲市と柳井市保存されている人形の展示も行われる予定となっており人形自体の特徴的な違いなども発見できると思われます。

徳地の人形浄瑠璃をお招きしていた昨年開催の事前告知記事は下記をご参照下さい。

公演開催 概要

開催日  2019年8月4日(日)
開催時間 13:00 - 15:00
チラシ  PDF
開催場所 徳修館(三丘市民センター)

公演演目

・絵本太功記 十段目「尼ケ崎の段」-出雲の糸操り人形芝居
・伽羅先代萩「御殿の段」 -安田の糸操り人形芝居 
安田の糸操り人形2019_fc安田の糸操り人形2019bc


直ぐ近くの三丘文庫では同じ日になりますが、下記も開催14:00~