ピザではなく、"ピッツァ"を愛し"ピッツァ"だけ有れば生きることが出来る方、大変お待たせ致しました!
知らなかったのは私だけ?かもしれませんが、今回は「こんな近くに極上のピッツァがあったのか!」というお店のお話です。
お店のオーナーでいらっしゃる飯塚氏は、実は関東の方。しかも餃子がテッパンな街の出身。
餃子の職人ではなくピッツァを志したのは理由があった。
元々料理人を目指していたが、当時いろいろと悩んでいた時期でもあった。21歳のある日、たまたま出会ったのがピッツァだった。そう、このお店に掲げられた「ヴェントゥーノ」"21"の由来でもある。
ピッツァ職人を志し門を叩いたのが、筑波市にあるTRATTORIA E PIZZARIA Amici(トラットリア エ ピッツェリア アミーチ)。
こちらで、修行する日々をおくっていた2012年、「真のナポリピッツァ協会」が主催する全国大会で堂々の2部門共2位を獲得している。※本人曰く、不本意
しかし、むしろ2位だからこそ将来1位を獲得すべく日々努力し良いモチベーションを持続し続けている、と話を聞いていて感じた。
11時開店に合わせ、朝は概ね9:30から仕込みを開始する。釜の火入れから開始し、生地を用意する。
この釜の火入れに使う木材は、実は地域の「間伐材」。奥さんの父がこの周辺の山を管理されており山の掃除と共に下ろした木材を使用している。いわばエコシステムの一翼を小さいながらも担っている。
ピザ釜が見えるキッチンをオープンにしているのは、焼ける所を見てほしいからとか。
既に食した方はご存知だと思うが、使っているオイルがとても良い。
このオリーブオイルは少し甘味が伴っていて普段市販されているそれとは大きく差異があることに気付くはずだ。
焼き上げた生地との相性が抜群に良くまた食べたくなる美味しさを演出してくれる。
Menu(お品書き)
こちらのお店では、¥1,300でピッツァを1枚選択しサラダとドルチェ、アルコールやオプションを除くドリンクがセットになっている。ピッツァメニューは、マルゲリータ、マリナーラを不動の定番、その他は定期的に変動したメニュー展開をしている。今現在(11月21日)では、以下がオーダー可能だ。
- ミラノサラミとスイートピーマン
- パターテ
- ゴルゴンゾーラ
- ジュノベーゼ(ナポリ風)
- カルボナーラ
- ポロねぎとサーモン
Dolce(別腹)
オーナーである飯塚氏は他店での修行時代にドルチェ担当からスタートしている。
本場イタリアで食べられているメニューをそのままに提供しており本場の雰囲気をここで味わえる。
ドルチェメニューも随時変更となるので事前に知りたい方はFacebookページをチェック。
Caffe'(珈琲)
お気づきの方も多いと思うが、ここは、機材、豆をはじめとしてIZZOを使っている。コーヒー好きなら、ぜひエスプレッソでオーダーしてほしい。この近辺では出会うことが稀で体験する価値は大いにあると考える。無論、通常のドリップされたコーヒーも提供している。
Vino(酒)
まったりした休日を過ごしたいなら昼からのアルコールもありだ。勿論、運転はダメ。
ここには、イタリアンビールMESSINAをはじめ、アサヒのスーパードライ、ドライゼロ(ノンアルコール)、白ワイン(by the glass)、カクテル各種が用意されている。
ピッツェリア・ヴェントゥーノお店について
お店の場所
・交通量の多い国道2号線から入る際は前後車両状況をよくお確かめの上、路地へ進入してください。早めの方向指示器を出し前後車両にお知らせする事が事故防止になります。
・裏道(お店の裏)側からも行けなくはないですが、道が狭く脱輪する可能性もあるためお勧めしません。
修行を積んだ筑波のお店から、本場イタリアの味・雰囲気・店づくりを探求し日々スタディしているオーナー。その志は本物。しかも随所に置いている家具類は自家製。そんな唯一なお店に是非足を運んでほしいと思う。(実はこのお店もangeさんに教えてもらったお店)
さて、本管理人の能書きはここまでにして、美味しいピッツァを堪能しながらランチを楽しめるといいね! Ciao!