いかち天神祭HD

この4月1日(日)は桜の見ごろを迎え、また天候にも恵まれ各地で様々なお祭やイベントが開催されていました。ここ伊陸(いかち)も例外ではなく、牛天神とも言われる祭りが執り行われました。
いかち天神祭
この「いかち天神祭」(通称:牛天神)は、古くは170年以上も前より五穀豊穣を祈念し菅原道真を奉る氷室亀山神社で祭祀を執り行うようになった神事のようです。
祭りは、毎年4月の第1日曜日と決まっており、社殿から御旅所までの参道を金襴緞子(きんらんどんす)を纏った寄進牛が御網代輿(あじろごし)を引いてねり歩きます。
(氷室亀山神社の御旅所は第一の鳥居直ぐの所に位置し、社殿からは約500m先)
伊陸天神祭-60

先陣に立つ男児
そして、このお祭のもう一つの魅力は小学校に上がっていない男の子が馬にまたがり先陣を切り、この堂々とした凛々しい姿は多く人を惹きつけています。毎年地域から選ばれるそうです。(お母さんが一番うれしいのかも~)
伊陸天神祭-27

この参道を歩く行列は町内会の方80人近くが参列しています。また町内の小学生を中心とする子供神輿もあり、大きな掛け声と共に豪快に神輿を引き廻していました。毎年の祭りを継続するために多くの方が尽力されているとお聞きしました。
伊陸天神祭-92





伊陸地域の特産

冒頭でも少し触れましたが、ここは先ずはお米「伊陸米」。
現在は、高付加価値をつけるべく様々な努力をされている様子。参道に出店していたので少し商品画像を。
伊陸天神祭_特産品伊陸天神祭-6特産品
伊陸天神祭-5特産品
第6次化を推進すべくなのか、伊陸の地域にも農業法人を立ち上げ奮闘されているようです。
・農業法人ウェスト・いかちのウェブサイトは(こちら
・村おこしグループ トラタン村については、山口の銘酒「五橋」の酒井酒造さんのサイトでも紹介されていますよ。

氷室亀山神社
伊陸(いかち)地域の行政区は柳井市。この地は、柳井市、岩国市、光市にアクセスしやすい交差する地。米どころで有名で「伊陸米」はブランド。山々に囲まれた盆地になるが山から下りる水が良く美味しいお米が獲れる。
この氷室亀山神社は、現在の地から北に位置する氷室山の中腹にあった氷室神社が1508年に現在の地に座し、伊陸中村にあった亀山神宮と明治41年に合併し「氷室亀山神社」となったようです。
(所在)
柳井市伊陸宮ヶ原5441
(マップ)