Hikari.Fun

光市や周防地域の超ローカル情報

北前船がやってきた2023aFC

北前船がやってきた -おさかなマルシェin室積-

江戸中期から明治の初めごろにかけ、大阪を春(3月頃)に出発した船は瀬戸内海を抜け下関から日本海に出て最終目的地である北海道小樽・石狩(5月頃)を目指す航路を年1往復する商船群を「北前船」と呼んだ。
その往復する航路には、寄港地と呼ばれる港(正式寄港地10箇所)が幾つも点在し、各寄港地で各地の物品を売買することで冨を得たため商船と呼ばれた。折り返しの北海道小樽・石狩を8月頃出発し大阪を目指す商船団「北前船」は北海道の昆布を多く運び、これがもとで西日本の和食の基礎が出来たと言われているようです。

良い風除けの地形をした室積・象鼻ヶ岬の内側みたらい湾は、船団が風を待つための停泊地になっていたようで、その面影や記録写真は「光ふるさと郷土館」でも確認することが出来ます。
「北前船」は、日本遺産として登録されています。

おさかなマルシェin室積(概要)

さて、その「北前船」を"冠"したイベントが海商通りを中心に開催されます。

開催日  2023年3月4日(土)
開催時間 10:00 - 14:00
開催場所 室積海商通り界隈、みたらい湾周辺、象鼻ヶ岬など
主催   室積つながるプロジェクト(HP
後援   網重水産 亀の井ホテルせとうち 早長八幡宮 普賢寺
     室積市場ん合同会社 山口県漁業協同組合光支店

     光市(ひかり消費喚起補助金 活用事業)
チラシ  PDFダウンロード ❐

北前船がやってきた!イベント(時間) 

10:00
 室積漁港
 ・「木遣りの口説き」台若保存会若衆
 室積漁港 本部テント
 ・宮町おじいちゃんとオルゴール作り
 ・ロープワーク(パラコード編み)体験
 ・ナイフワーク(竹籠作り)体験
10:30
 室積市場ん
 ・あったかぜんざい食べにきんさい!(先着100食)
11:30
 室積漁港
 ・シャボン玉ショー1(シャボン玉お姉さんx音楽戦士)
13:00
 室積漁港
 ・シャボン玉ショー2(シャボン玉お姉さんx音楽戦士、ビートさんコラボパフォーマンス)
●KAISHO散策スタンプラリー
●MITARAIトレイルウォーキング(要予約:募集締切)

光産のさかなを使用したランチ・お弁当

室積漁港 テントで販売(お弁当等)

Cafe Agora(アゴラ) 特製ハモ弁当、ハモサンド、ハモバーガー、海キンパ他
たこやきまっちゃん たこめし
大ちゃん 天然真鯛の芽吹き焼き(西京漬け)
C-cafeささ乃や 梅ハモ増粋
ときよし鮮魚店 鯛めし、海鮮丼
日本料理かな久 えいヒレの唐揚げ
bon clair(ボン クレール) ハモdeバーガー
マリーズヴィル光 特製弁当、お持ち帰りスパイスカレー
山口県漁業協同組合光支店 いろんな種類のお魚フライ
三丘の古民家宿もりのもむ 自然薯鯛カレー、海鮮とろろ丼
三丘文庫 光のおさかなサンド(パーカーハウス)
La paix (ラペ) おさかなランチBox

各店舗で販売(ランチ)

亀の井ホテル せとうち光 鱧の牛島塩天ぷら
Droguerie IKEOKA ランチBox(香味フライ)
monte e mare 海鮮パエリア、海鮮チラシ寿司
室積市場食堂 イカ焼き
室積シェアキッチンPORTO 室積漁港の魚介を使ったアクアパッツァ風パスタ
海商館 室積イカ焼きそば
木村家 室積版フィッシュ&チップス
室積ハモの南蛮(自家製らっきょのタルタルソース)
北前船がやってきた2023aBK

アラ還フェス2023-a

アラ還フェスティバル

前回2020年の第7回はコロナで中止でしたが、2019年の第6回以来4年ぶりに開催するアラ還フェスティバル。今年は無事開催予定で、前々回に引き続き今回も元気なステージになる模様です。
司会はヤスベェさん。

開催概要

開催日  2023年3月5日(日)
開催時間 13:00(12:30開場)
開催場所 光市民ホール(大ホール)
入場料  ¥500
チケット 光市民ホール 光市文化センター 光ふるさと郷土館 
     光市役所 周南市文化会館 スターピアくだまつ
主催   公益財団法人光市文化振興財団
後援   Kビジョン 瀬戸内タイムス 新周南新聞社

Performer

出演されるバンドは以下の通り
桜B組 Namy's トワイライト4+1 RED-LIST The Vintage
ひばり昭和歌謡楽団 The OJ's オベッカ 池パパ信夫
久原朗揮カルテット

MC ヤスベェ(大谷泰彦)

梅まつり2023-17

梅まつり フィナーレ

今年、冠山総合公園内の梅は日当たりの良いところから咲きはじめ2月下旬時点で概ねまばらながら冠山全体に梅が咲いています。

2月4日から始まった冠山総合公園の梅まつりは、2月26日(日)にはイベント・フィナーレを迎えますが、見頃の期間は天候次第ではもう少し先まで見れそうです。

フィナーレイベントでは、梅まつりライブ(サウンドハウス、他)、ひかり吹奏楽団の演奏ライブも開催。

開花状況は下記サイトから確認できます。

梅まつり2023fc
梅まつり2023bk

もちまき

山口県が誇る「餅まき」ですが、フィナーレの式典後でも開催されます。
15:00から開始される梅まつり式典の後に「心のなかで叫んで」というコールと共に盛大に餅がまかれる見込みとなっています。
梅まつり2023-もちまき

河津さくらの桜まつりが上関で開催

この時期、海と空の青、桜のピンク、スイセンの黄色が見事な上関では、2月23日から「桜まつり」として開始された河津さくら。しかし、河津さくらの見頃はもう少し先のようです。

2月23日現時点での開花状況は、まだ一分咲きの様子
(開花状況は、上関観光協会のウェブサイト上にある開花状況(こちら)にアクセス)

土日祝日には、地元の特産品や出店などが出店するという。
令和5年桜まつり_上関

桜まつり開催概要

期間  2023年2月23日 - 3月5日(日)
場所  上関 城山歴史公園
駐車場 小中学校やほのぼの活性化センター等に臨時の駐車場を確保

見頃を迎えた時の様子(2020年撮影・記事
上関河津さくら-32

郷土館の雛祭り2023-33

郷土館のひなまつり

光市室積海商通りにある光ふるさと郷土館では、地域に現存する明治以降の雛人形を主に使用し展示公開が2月4日から始まっています。
郷土館の展示の特色は、スタンダードなひな壇展示の他、物語に乗せた展示の見せ方をされ人形以外は手作りでその情景を表現することに重きを置かれています。
郷土館の雛祭り2023-5
館に入って直ぐの土間エリアでは、内裏雛、その奥の和室には2式の7段ひな壇(内一つは京びな)、奥座敷には、その昔、海商通りで商人として活躍していた磯部家(郷土館の所有者)、熊谷家から寄贈された明治時代の雛飾りを始めとした展示。
郷土館の雛祭り2023-30
敷地内の醤油蔵に通じる手前にあるギャラリーでは、五節句(正月、桃の節句、端午の節句、七夕、重陽の節句)を雛人形で表現され、それぞれ平安時代に掛かれた源氏物語の場面をモチーフにした展示となっています。
郷土館の雛祭り2023-57

展示総数

展示総数147体の雛人形(14組の雛段)でちりばめられた館内は雛祭り一色となっています。
展示は、3月12日(日)まで行っています。
郷土館の雛祭り2023-22

光ふるさと郷土館

所在 山口県光市室積5-6-5
HP  http://www.hikari-bunka.or.jp/furusato/
Facebook(こちら


東日本大震災復興応援チャリティ なぎさ復活コンサート

昨年(令和4年度)のコンサートは中止となりましたが、3年振りとなる「なぎさ復活コンサート」が開催されます。震災後の2013年から数え11回を迎えるチャリティコンサートは、渚・松の繋がりから津波でながされた浜の復活を祈念したものです。

(当日映像、全編1時間51分49秒)
6年前より光市から髙田松原に植樹された松は、現在では6メートルの高さまで成長し髙田松原の復活の一つになっており、コンサートの中で、光市長でもあり日本の森・滝・渚 全国協議会 会長でもある市川市長(会長)より報告がされるようです。
nagisafukkatu

開催概要

開催日  令和5年2月26日(日)
開催時間 13:30(開場13:00)
開催場所 光市民ホール(大ホール)
入場料  一般 ¥1,000 小中学生 ¥300
プレイガイド いたくら呉服店(室積)ブックハウスフルカワ(光井)瀬戸内タイムス
光市民ホール 光ギフトセンター(浅江)
主 催  第11回なぎさ復活コンサート実行委員会(Facebook ❐ )
※昨年(令和4年度)第10回のチケットをお買い求めされ現在も持っている方は、そのチケットでの入場可能

コンサート・プログラム

  1. オープニング ソプラノ歌手 森田桃衣さん独唱「髙田松原再び」
  2. トリオ松原 「You Raise Me Up」、「白鳥」、日本のメドレー「浜辺の歌」、「七つの子」、「故郷」
  3. 日本の森・滝・渚 全国協議会 会長 市川煕さん 報告「髙田松原の光産松」
  4. フォークグループ「凪の座」ミニライブ「光の海」、「島田川」、「祝島賛歌」他
  5. 黙唱「髙田松原再び」、組曲ひかりより「ふるさと・ひかり」

陶雛展2023-11

陶器でつくるひなまつり

伊保木地区(光市室積村)で2023年2月4日と5日の両日で「陶びな展」(たたらびな)が開催され約2000点が並びました。

伊保木地区は、海沿いを光市から田布施方面に向かった先に小高い山の中ほどに広がる集落。その中に複数の窯があります。窯の中心に位置する椿窯と美土里陶房が今回の催しを主催し陶器のひなまつり展を開催。
作品となるたたら雛は1体ごとに丁寧に作られる雛人形は表情や形・色など細かな作業が続き約2ヵ月近くかかるようです。
陶ひな祭2023-1

土地と窯の歴史

伊保木地区は瀬戸内海に面した急峻な土地ですが、とても眺めがよく気持ちのよい場所です。そこに約40年以上前から複数の作家が窯を営みはじめたようです。

更に古くには、江戸中期の頃をのこした以下のような記述があるようです。以下引用
「宝暦年間(一七五五)頃(推定)、東伊保木中村の丘に陶器、瓦の焼竃があった。この地名を皿山という。(元伊保木小学校邸(引用者注:庭か)西側・昭和二十五年頃運動場拡張工事の際、埋土を採掘の場所から壷・皿・瓦破片多数と登竃跡をみた。筆者は当時同校勤務)ここでは嘗て陶器・瓦等を製造したものであるが、その数量は明らかでない。
天保期の古記録の“伊保木の風俗の項”に「中己下、或は次男三男の分は廻船乗・舸子働・又は瓦焼仕候者も御座候。」とあり、わずかに当時のことが偲ばれるのみである」
引用元:レファレンス協同データベースより
元文献:中道静夫 編著 , 中道, 静夫, 1918-. 室積郷土史談. 光市立図書館, 1981.

陶雛展2023-13
会場となっている美土里陶房と椿窯では、繋がりのある複数の作家が作品の販売を行い、美土里窯を慕い、みどりさんを偲ぶ「きみどりの会」が陶器作品を出品し雅な会場となっていました。
尚、美土里陶房では娘である(ボン クレール オーナー)が窯を引継ぎ活動をされています。
陶ひな祭2023-11
仕掛けの多いお茶のキッチンカーで登場していた「老舗茶屋 田原清香園茶舗」さん(周南市)。
古くから使われていた木箱をアクセントにアイデアを盛込み依然進化中とのこと。

どんど焼き2023上島田 (3) 
旧暦で言うところの小正月(1月15日)に上島田小学校のグラウンドでどのど焼きが開催され、正月飾りや書初めをもった方が約70人ほど集まっていました。

どんど焼きは、火にあたったり焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの謂れもあり、無病息災・五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈るお正月の火祭り行事です。
正月に飾った飾りの行方も解決する優れた行事でもあります。

雨あがりの翌日で曇り空だったその日は、10時から三島コミュニティセンターの髙橋館長と上島田連合自治会小松会長により火入れが開始され、勢いを増した火は重ねられた正月飾りを素早く燃やしはじめました。
どんど焼き2023上島田 (2)
例年は、とん汁が振る舞われる同地区のどんど焼きですが例により中止され、どんど焼きのみの開催となりました。正月飾りや書初めは保管や処分に悩む方が多いため、地域で開催されるどんど焼きは喜ばれるものとなっています。

また、ここ数年は地域での行事が出来なく集まる機会が少なくなっていたため、火を囲っての再会や談笑を交えての交流にも一役買うものとなっています。
どんど焼き2023上島田 (4)

光市成人式2023-1

光市はたちの集い

澄んだ青い空となった2023年1月8日(日)の光市民ホールで「令和5年 光市はたちの集い」(成人式)が行われました。昨年までのコロナ禍ではリモート開催や開催延期などを余儀なくされましたが、3年振りとなる今年は400名近くが会場に集まり、かつての友人と共に、この日だけの”ひととき”を楽しんだようでした。
光市成人式2023-11
光市では、昨年(2022年)までは開催名が"成人の集い"でしたが、成人を18歳とした法改正(民法)後において出席対象者を20歳とした成人式の名称を「はたちの集い」として開催。この度の対象者は485名(光市公表情報)。
また過去同様に、会場内に入れないご両親や家族のため360度カメラを使ったオンラインで会場映像をストリームし公開された。

式典

光市成人式2023-68
式典では、市川光市長より情熱的な祝辞が述べらた後、この度の「はたちの集い」を企画運営した各委員(何れもはたちの集い出席者6名:上画像)が檀上へ。
司会のテリヤキ・アツシこと佐々木淳志氏とのやりとりにて、今回の企画への思いなどを披露。
光市成人式2023-95
その後、前撮りされた映像で、各中学校代表者(各3名づつ)がスクリーンに登場。中学校時代の小話などを披露すると共に、今回のテーマである「あなたのNEXT STAGE」を語った。

また、中学校時代の恩師がビデオメッセージで登場。コミカルで当時をリマインドさせるようなストーリー仕掛けの映像がスクリーンへ。恩師を思い出しながら会場内で談笑する姿が印象的でした。
光市成人式2023-45
オープニングから閉会にいたる演奏を、光高校・聖光高校吹奏楽部とひかり吹奏楽団の混成で担当。
思い出の各中学校校歌などを演奏。心の中で校歌を思い出しながら歌っていたかと思います。(コロナ拡散防止のため)

今回のパンフレット

毎回、作成され各出席者・関係者に配布されるパンフレット。
このデザインは、三浦さん(徳山工業高校専門学校5年、浅江中学校出身、同出席対象者)によるデザイン。会場のステージ看板も同様。
はたちの集いパンフa
※おことわり:スキャン画像のため折目がついています
健康・希望・知性・未来を意味する緑や青をベースにデザイン。ロゴのNEXT STAGEの影は、次のステージへ進むという思いを込めて。とのこと。

今回もそうですが、参加される方で「地域の力になりたい」「次の子供の世代に繋ぐ」と思いを発言される方が多くなったのは、地域にとってとても明るい力です。


Rainbow Brass Show2022「心の旅」

光市民ホールで公開開催するのは前回2019年以来となった演奏会RainbowBrassShowが「心の旅」と題し11月20日に開催されました。※追っかけ記事

依然コロナ禍であるため様々な工夫と配慮の中開催された演奏会には、多くの方が期待を胸に会場に押し寄せました。その模様(上のリンク)を動画に纏めましたのでご覧ください。

また、前回同様に有井美穂子さんによる進行とゲストに浅江商店会ひかるちゃんはデフォルトで出演。今回は、光市PR動画「懐かしの光」の中で使われたBGMをひかり吹奏楽団さんが演奏協力をしたこともあり、同演奏会で映像を投影しながら生演奏を披露。

光市PR動画「懐かしの光」(YouTubeひかりチャンネルで放映中)
監督・脚本 室積光氏、音楽作曲 山本亮氏
制作・著作 光市 

ひかり吹奏楽団演奏会 Rainbow Brass Show 2022 開催概要

テーマ:「心の旅」
2022年11月20日 14時開演 15時終演
光市民ホール(大ホール)
主催:光市/光市教育委員会/光文化協会/ひかり吹奏楽団
後援:光市文化振興財団 公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団助成事業

「心の旅」プログラム

テイクオフ
ドレミの歌
にじのむこうに&手のひらを太陽に※3人のおねーさん登場
愛の賛歌
懐かしの光(光市PR動画BGM)
YOSAKOI ソーラン節
銀河鉄道999
アンコール 前向きスクリーム
セサミストリート

案内人・ゲスト・協力

案内人 有井美穂子
スペシャルゲスト 浅江商店会マスコットキャラクター"ひかるちゃん"
協力 光高等学校 オヤジの会 光吹奏楽団OGと家族 光市民ホール

ひかり吹奏楽団について

団長 柴崎宏充 指揮 海老本卓也

やよいスポーツ少年団解団式-25

やよいスポーツ少年団 卒団式・解団式

洗いたてのいい匂いがするユニフォームに袖を通した少年たちが、令和4年12月10日の夕刻に毎年恒例の卒団式を控え、ホテル松原屋の式典会場に集合し談笑をしていました。実は、この卒団式は同時にやよいスポーツ少年団自体の解団式も兼ね、つまり、やよいスポーツ少年団としての最後の日を迎えようとしていました。
やよいスポーツ少年団2022-21
ホテル松原屋の会場内外では指導者や保護者らが、心尽くしの式典に向けた準備をされ、静かに見守る姿がとても印象的で大切なひとときを感じながら時が流れていくようでした。

やよいスポーツ少年団 卒団式

背番号10番・キャプテン羽田野君を先頭に17:30の開場からユニフォーム姿の12名(1名欠席)がシッカリとした足取りで入場し卒団式・解団式が開始。

益田団長による祝辞(挨拶)

やよいスポーツ少年団解団式-33
開会の辞の後、益田やよいスポーツ少年団団長より卒団する団員全員に向け、今までの感謝と、これからの未来への希望、野球を通して培った責任ある行動を今後も続けて夢をかなえられる人になってほしいと祝辞を述べられていました。
また、保護者の方々へ、先の桜木大会で強豪チームを破り見事優勝の報告と共に、今までの協力と支援に感謝の意をお伝えされていました。

福原監督の挨拶と記念品の贈呈

やよいスポーツ少年団解団式-39
続けて、やよいに関与して14年、監督として10年と長く率いてられた福原チーム監督より選手一人ひとりを見ながら感謝と励ましの挨拶がありました。福原監督は14年の監督・コーチの視点から三井小に通う子供たちの印象を、とても素直と、後にお聞きした際に評されていました。

この後、団から卒団生へ、選手から指導者(コーチ)へ記念品の交換が行われました。団から贈られた物の中には思いを込めた素敵な記念品が入っていたとか。
やよいスポーツ少年団解団式-45
式典の中で、6年生が1人づつ両親へ宛てた手紙を朗読。各選手ともに感謝やエピソードを披露しながら心温まるメッセージが届けられました。中には卒団の寂しさと今までの両親からの支援を思い出したのか感極まる一幕があり、参加されていた他の保護者も同じ思いに感動する場面がありました。
このチームの構成が選手だけでなく最強サポーターである選手のご家族も含まれていることを物語っていました。
やよいスポーツ少年団解団式-82
この後、写真撮影を行い懇親会へ、懇親会では選手のご家族が取られた映像や画像を元に制作された動画がスクリーンに映し出され、あの時を振り返りながらの談笑が開始。後段では取り切りのトロフィー争奪ジャンケン大会が開催され会場が盛り上がったようです。

やよいスポーツ少年団 解団について

やよいスポーツ少年団2022-25
前述に記載した益田団長の卒団・解団式のあいさつの中で、前身であるソフトボールチーム発足を含め昭和49年の創設以来50年近い歴史を持つ「やよいスポーツ少年団」として紹介。昭和50年代後半ごろでは1学年チーム50人近く在席した時期もあった。また元巨人軍で現シーガルズ(日本製鉄野球チーム)の監督でもある高村良嘉氏をはじめとして「やよい」のユニフォームに袖を通した卒団生は地元のみならず各地域・各業界で活躍している。
やよいスポーツ少年団2022-60
やよいスポーツ少年団 現監督福原さん(左)と初代監督小田さん(右)岩狩公園グラウンドにて

ユニフォームとチームカラー

やよいスポーツ少年団2022-37

弥生時代の土器が三井小学校近くの丘から出土したことに因み「やよい」と名付けられたチームですが、ユニフォームについて初代監督であった小田さんによると、チームカラーの若草色とオレンジは発足時に関与されていたBチーム監督の金盛氏の社会人野球(イズミ電機)のユニフォームデザインが元とのことです。当時のムネスエスポーツ用品店にて製作を依頼。現在も一部変更はされたものの50年前からの伝統を継承したユニフォームとなっている。

また、お母さん達が会場内で着用していた背中に「Yayoi」と入ったTシャツは、いつから始まったかは不明のようですが、前世代から次々と受け継がれ着回されたものとのことです。

解団への決断について

やよいスポーツ少年団解団式-34
チームの幕を下ろすことについて団長の益田氏は、指導者や保護者にことの経緯について丁寧に説明してきたようです。三井小学校区においてチーム構成人数に限界が生じ、また無理にチーム編成しても低学年から高学年が同一チームでやっても体力差が大きく怪我のもとにもなり、その点を熟慮した上で決断したようです。

現時点においても6年生を含む13名で構成。その構成で先の通り大会で優勝を飾るなど選手はもとより指導者にとっても大変大きな努力と支援があってのことだと思います。

話を聞くにつき、最後の最後まで団長をはじめ指導者や保護者、そして団員である選手が責任を持って決められた決断。古い卒団生の一人として深く尊重し感謝したいと思います。
やよいスポーツ少年団解団式-114
情報をお寄せ頂きました小林農林 小林勉様(チーム指導者)、元やよいスポーツ少年団元会長藤井様(昭和56,57年)感謝申し上げます。

「創立22周年コンサート」男声合唱団メンズコール光

2年のコロナ禍を経てメンズコール光の「創立22周年コンサート」が光市民ホールで11月27日に開催されホールに元気な歌声が響きました。また、このコンサートでは、女声コーラス「しおさい」も賛助出演され結成22周年を鮮やかに彩りました。

この度のコンサートは、幅広い方に親しまれる曲を中心に4部とアンコールで構成されていました。
第一部 アカペラ名曲集
第二部 思い出の名曲集
第三部 女声合唱団「しおさい」
第四部 男声合唱のための組曲「蔵王」より
アンコール

記事リリースが遅くなりましたが、その模様を動画に収めましたので下記かリンクよりYouTubeにてご覧ください。各演目はYouTubeサイトの動画説明欄に記載していいます。
(注: 随分と色が飛んでます。また大きな画面よりスマートフォンなど小さな画面でご覧いただくことをお勧め致しますw)

コンサート概要

開催日  令和4年11月27日(日)14:00開演
開催場所 光市民ホール 大ホール

出演

男声合唱団 メンズコール光
女声合唱団 しおさい (賛助出演)
進行 末永 紀美子さん

主催・後援

主催
メンズコール光
後援
光市教育委員会 光文化協会 光市合唱連盟
瀬戸内タイムス Kビジョン
助成
(公財)エネルギア文化・スポーツ財団

メンズコール光

市内で唯一となる男声合唱団。活動は主に室積コミュニティセンターで毎週木曜日19:30より合唱の研鑽を行なっているようです。団長は真田雅和さん。指揮・指導を藤田崇さん。ピアノを角谷由美子さんがそれぞれ担当。現在、団員募集中とのことです。

合唱パート

トップテナー
河内克巳 福野修二 神邑克彦 中村吉宏 橋本均 松井清
セカンドテナー
立花道啓 上田徹 真田雅和 武居裕充 中村孝男
バリトン
川津勝徳 大西祥弘 大木太郎 仲山哲男 保禮好輝 増原章右 山本利博
ベース
髙橋洋之 高畠修 小林哲也 末岡修 新述孝夫 古川嘉之
※敬称略

コーラスしおさい

古典からポピュラーまで幅広く歌う。「楽しく美しく」がモットーの女声合唱団。
近藤美子さんがリーダー、指揮・指導を松村千春さん、ピアノを小田慈さんが担当。
合唱祭だけではなく創作童話オペラなどにも参加。

コーラスパート

ソプラノ
佐藤享子 河岡暁子 広田リカ 近藤美子
メゾソプラノ
井上恵美子 西崎るり子 向井美夜子 濱田孝子
アルト
玉泉瑞穂 辻井貴子 二十八昭子 三浦久美子
※敬称略

コンサート途中に指揮されている藤田さんによる合唱パートの紹介、音の違いや合唱した時の音の厚みについての説明を挟んだりと、とても楽しいコンサートをされていました。
今後も聴く機会があれば良いですね。

灯花祭2022-23

20回目の灯花祭

10月15日の日が西に沈む17:30ごろ、冠山総合公園イベント実行委員会の村谷克彦実行委員長より開会宣言が行われ、当祭のランドマークである灯籠ピラミッドの頂点にある仕込み花火に点火し祭が開会した。

園内全体を埋め尽くすように仕込まれた竹筒の灯籠は約6,000個。暗くなるにつれ仄かな灯りは見事に輝き園内は美しい別の顔が覗かせていた。

点火作業は17時まえより開始され(一部LED)、一息ついている作業に当たった方によると、このトーチを園内で行ったのは当園が県内では最初の方だった。年々定着してきておりお運び頂く方も増え、皆さんが楽しみとして来場頂けることがホントに嬉しい。管理は大変だけれどもと話す。
灯花祭2022-49

灯花祭の見どころ

灯花祭2022iP3
総合案内所でみどころマップが配布され、園内を流れるせせらぎ水路を中心に随所にみどころが設定されていました。(上画像:四季折々の花、大型竹灯篭)
・イベント広場(下から)
 光のモニュメント(ステージ横)、
・せせらぎ水路とイベント広場の間の道路
 灯花回廊
灯花祭2022iP2
・修景池
 大型竹灯篭、浮灯花
灯花祭2022iP1
・せせらぎ水路
 灯花回廊(光の川)、せせらぎ灯火

ステージイベント

灯花祭のステージでは、冠山総合公園事務所の津野千絵さんによる進行のもと、ひかり太鼓やひかり吹奏楽団によるパフォーマンスが行われ会場を温めていました。
灯花祭2022-89
17時30分  開会式
18時00分  太鼓の演奏(ひかり太鼓夢楽座)
18時30分  吹奏楽演奏(ひかり吹奏楽団)

軽食コーナー(焼きそば、たこ焼き 休憩所前)
灯花祭フォトコンテスト、スタンプラリー
灯花祭2022-161

県民葬-安倍晋三元総理-4

10月15日の県民葬に1万名が献花

安倍元総理の県民葬が、主会場である海峡メッセ下関で10月15日に井原柳井市長の開会のことばと共に14時から開始された他、一般献花として県内7会場に設けられた献花会場で故人を偲び1万名をこえる献花がありました。

一般献花

県民葬-安倍晋三元総理-17
一般献花は、海峡メッセ下関では県民葬の儀が終わった16時から18時まで、その他7会場では10時から16時の間で献花会場が設けられました。
各会場では、主会場の様子を設置されたモニターで映し出され簡易的ではあるものの参列席が用意されていました。

海峡メッセ下関(主会場) 4,678人
ルネッサ長門(サテライト)    691人
シンフォニア岩国    824人
バタフライアリーナ(柳井)    606人
山口県周南総合庁舎(周南) 1,081人
維新大晃アリーナ(山口) 1,144人
山口県産業技術センター(宇部)    890人
萩市民館(萩)    331人
各会場の献花数(県発表)

一般献花の柳井会場

県民葬-安倍晋三元総理-26
バタフライアリーナに設けられた献花会場では厳重な警戒の中、ご家族や友人等と共に献花に訪れる方が多く見受けられました。この地域が故安倍晋三氏の実弟である岸信夫氏の地元であるため後援会の方や親交があった方などが来場し故人を偲びつつ思い出などを語ってられました。
県民葬-安倍晋三元総理-37

式 次 第(本会場14:00から)

  1. 開式のことば 山口県市長会会長 柳井市長 井原健太郎
  2. 黙とう
  3. 追憶(故安倍晋三先生の生前のお姿)
  4. 追悼の辞 葬儀委員長 山口県知事 村岡 嗣政 衆議院議長 細田 博之 山口県議会議長 柳居 俊学 友人代表 安倍晋三後援会会長 伊藤 昭男
  5. 弔電奉呈 山口県町村会会長 和木町長 米本 正明
  6. 指名献花
  7. 葬儀委員長あいさつ 葬儀委員長 山口県知事 村岡 嗣政
  8. 御遺族代表あいさつ 喪主 安倍 昭恵
  9. 参列者献花
  10. 御遺骨お見送り
  11. 引き続き一般の方による献花

喪主 安倍昭恵さん全文

県民葬-安倍晋三元総理-42
喪主である昭恵さんが式の中で、終始、地元への感謝と、昭恵さんが知る故晋三氏の67年の生涯と政治家として総理大臣として日本を思う気持ちを静かに言葉にのせ挨拶の中で語られていました。
以下、FNNプライムオンラインより引用

"本日は主人の県民葬を立派に挙行して頂き、村岡知事、県議会議長をはじめ、県関係者の皆様方には厚く御礼申し上げます。

細田議長をはじめ国会議員の先生方には大変お忙しい中、わざわざこの下関まで足を運んで頂きましたこと、ありがとうございました。

地元の議員の皆様、市長、町長はじめ主人がお世話になった多くの皆様方にご参列頂き、また台湾からも遠くたくさんご参列頂きました。

主人も喜んでいることと思います。本当にありがとうございます。

7月8日にあのような形で命を絶ちまして、今日でちょうど百か日を迎えました。
信じられないような思いの中で日々を過ぎていき、それでも四十九日を迎え、先日は武道館で立派な国葬儀を挙行して頂き、だんだんと私も実感が湧いてきて、本当にいなくなってしまったんだなと、寂しさが増してきているような日々でございます。

平成3年、1991年、主人の父、安倍晋太郎は膵臓ガンのために志半ば、総理目前と言われながら亡くなりました。主人と同じ67歳でございました。

秘書をしていた主人は、おそらく誰よりもその無念さを感じていたことと思います。
その後、父の遺志を継いで、政治家になる決意をして、この下関に帰ってきて、毎日毎日多くの方に自分の思いを伝え、お願いをしておりました。

1991年という年は湾岸戦争があり、ソ連崩壊という激動の年でもありました。

主人はそんな中で政治家になる決意をして、そして「未来は不変のものではなく、我々の努力によって創り上げていくという信念のもと、世界平和のために新しい秩序を、この日本が中心になって創っていかなければいけない」と、そんなことを語っておりました。

それは政治家になる前から、本当に最後まで一貫していたのではないかという風に思います。
県民葬-安倍晋三元総理-24
主人を支えて下さったのは、本当に地元にいる皆様方でした。

初めて選挙に出た時は、志は高かったと思いますけれども、また父の秘書をしていたとはいえ、政治家としては全くの未知数で、30代という人間としてもまだまだ未熟だったと思いますが、主人を信じてずっと支えてきてくださいました。

時に厳しいお言葉をかけて頂くもありましたけれども、おかげさまで主人が大きな政治家に育てて頂けたのだろうなという風に思っております。

ことある毎に主人は「自分が東京でこうして安心して仕事が出来るのは、地元で支えて下さる皆様方がいらっしゃるからだ」と口にしておりました。

特に2007年、病気のために辞任することになった時は、「突然総理を投げ出した無責任な男だ」と大変な非難を浴びることになり、私も本当に悔しい思いをしておりましたけれども、しばらくしてこの地元に帰ってくると、多くの方に温かく迎えて頂き、「晋三さん、もう一回頑張りなさい」と励まして頂きました。主人にとりましては、本当にどんなにか、嬉しかったことだと思います。

そしてその後、2009年、自民党にとっては大変厳しい選挙でしたが、今までにないような最高の得票率で主人は当選をさせて頂きました。その時主人は「再び地元の皆さんに、政治家として命を吹き込んで頂いたのだ」という風に言っておりました。

そして、もう一度政治家として頑張っていこうという決意を新たにしたのではないかなと思っています。

その後、2012年に負けるかもしれないという総裁選挙に立候補した時も、本当に自民党が苦しい時に全力で応援して下さった皆様方への恩返しの気持ち、「再び自民党に信頼を取りも出したい」、そんな思いで、「負けてもいい、何度でもチャレンジする」と言って、総裁選挙に出馬をしました。

その後、7年8ヶ月、総理大臣を務めることが出来たのも、この地元でお支えを頂いた皆様方のおかげと、主人に代わりまして厚く御礼申し上げるところでございます。

本当にありがとうございました。

主人は山口県が本当に大好きで、この下関、長門が大好きでした。

役職に就いて、だんだん帰ることが少なくなりましたけれど、それでも毎年、お盆に帰って、お祭りや花火大会で市民の方と触れ合うことを、とても楽しみにしていました。

「コロナでなかなか帰れないけれども、コロナが落ち着いたら、ゆっくり二人で帰って、皆さんと語り合いたいね」とそんな話もしておりましたが、6月末、江島先生の選挙の応援で帰ってきたのが最後となってしまいました。

今回、遺骨という形で帰ってきたのは本当に残念でなりませんけれども、国葬儀には各国から大勢の方達にお越し頂き、私に対しても本当にあたたかい弔意のお言葉を頂きました。

一般献花においても、長い長い列が出来て、長時間皆さん並んで献花をして下さいました。

きっと主人はそれを見て喜び、感謝をしていたのではないかと思います。

増上寺でのご挨拶の時に、吉田松陰先生の留魂録、主人が父の追悼文で書いたものを私は引用させて頂きましたけれども、主人の67年、本当に素晴らしい方達との多くの出会いがあり、多くの方に支えられて、そしてこの大好きな日本のために大きな仕事をさせて頂いた。

豊かな67年の人生であったと私は思っています。
県民葬-安倍晋三元総理-14
主人が愛した山口県、私も本当に大好きで、これからも、先ほど映像にも出ていましたけれども、令和の地方の在り方、私もこの地域のために、これから何かしらか活動して行きたいなと思っていますので、皆様方には引き続きよろしくお願いを申し上げます。

母は94歳になりました。家では弔問に来られる方へ対応等をしていますけれど、残念ながらこの県民葬に参列することが出来ませんでした。「長年お世話になりました皆様方に、くれぐれもよろしくお伝えして欲しい」という風に母からも言われて参りました。

本当にこれが最後なのかなと思って、私はこの県民葬が終わると、気が抜けてしまうのではないかなと思いますけれど、本当にこのように皆様方に立派にお見送りをして頂きましたこと、改めて主人に代わりまして御礼させて頂き、私の喪主のご挨拶とさせて頂きます。

本当に本日はありがとうございました。"

県民葬-安倍晋三元総理-62