上島田小学校で開催されたどんど焼き
旧暦で言うところの小正月(1月15日)に上島田小学校のグラウンドでどのど焼きが開催され、正月飾りや書初めをもった方が約70人ほど集まっていました。
どんど焼きは、火にあたったり焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの謂れもあり、無病息災・五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈るお正月の火祭り行事です。
正月に飾った飾りの行方も解決する優れた行事でもあります。
雨あがりの翌日で曇り空だったその日は、10時から三島コミュニティセンターの髙橋館長と上島田連合自治会小松会長により火入れが開始され、勢いを増した火は重ねられた正月飾りを素早く燃やしはじめました。
例年は、とん汁が振る舞われる同地区のどんど焼きですが例により中止され、どんど焼きのみの開催となりました。正月飾りや書初めは保管や処分に悩む方が多いため、地域で開催されるどんど焼きは喜ばれるものとなっています。
また、ここ数年は地域での行事が出来なく集まる機会が少なくなっていたため、火を囲っての再会や談笑を交えての交流にも一役買うものとなっています。
「光市はたちの集い」成人式が開催される
光市はたちの集い
澄んだ青い空となった2023年1月8日(日)の光市民ホールで「令和5年 光市はたちの集い」(成人式)が行われました。昨年までのコロナ禍ではリモート開催や開催延期などを余儀なくされましたが、3年振りとなる今年は400名近くが会場に集まり、かつての友人と共に、この日だけの”ひととき”を楽しんだようでした。光市では、昨年(2022年)までは開催名が"成人の集い"でしたが、成人を18歳とした法改正(民法)後において出席対象者を20歳とした成人式の名称を「はたちの集い」として開催。この度の対象者は485名(光市公表情報)。
また過去同様に、会場内に入れないご両親や家族のため360度カメラを使ったオンラインで会場映像をストリームし公開された。
式典
式典では、市川光市長より情熱的な祝辞が述べらた後、この度の「はたちの集い」を企画運営した各委員(何れもはたちの集い出席者6名:上画像)が檀上へ。
司会のテリヤキ・アツシこと佐々木淳志氏とのやりとりにて、今回の企画への思いなどを披露。
その後、前撮りされた映像で、各中学校代表者(各3名づつ)がスクリーンに登場。中学校時代の小話などを披露すると共に、今回のテーマである「あなたのNEXT STAGE」を語った。
また、中学校時代の恩師がビデオメッセージで登場。コミカルで当時をリマインドさせるようなストーリー仕掛けの映像がスクリーンへ。恩師を思い出しながら会場内で談笑する姿が印象的でした。
オープニングから閉会にいたる演奏を、光高校・聖光高校吹奏楽部とひかり吹奏楽団の混成で担当。
思い出の各中学校校歌などを演奏。心の中で校歌を思い出しながら歌っていたかと思います。(コロナ拡散防止のため)
今回のパンフレット
毎回、作成され各出席者・関係者に配布されるパンフレット。このデザインは、三浦さん(徳山工業高校専門学校5年、浅江中学校出身、同出席対象者)によるデザイン。会場のステージ看板も同様。
※おことわり:スキャン画像のため折目がついています
健康・希望・知性・未来を意味する緑や青をベースにデザイン。ロゴのNEXT STAGEの影は、次のステージへ進むという思いを込めて。とのこと。
今回もそうですが、参加される方で「地域の力になりたい」「次の子供の世代に繋ぐ」と思いを発言される方が多くなったのは、地域にとってとても明るい力です。
Rainbow Brass Show光吹奏楽団演奏会が11月20日に開催されました(追っかけ記事)
Rainbow Brass Show2022「心の旅」
光市民ホールで公開開催するのは前回2019年以来となった演奏会RainbowBrassShowが「心の旅」と題し11月20日に開催されました。※追っかけ記事依然コロナ禍であるため様々な工夫と配慮の中開催された演奏会には、多くの方が期待を胸に会場に押し寄せました。その模様(上のリンク)を動画に纏めましたのでご覧ください。
また、前回同様に有井美穂子さんによる進行とゲストに浅江商店会ひかるちゃんはデフォルトで出演。今回は、光市PR動画「懐かしの光」の中で使われたBGMをひかり吹奏楽団さんが演奏協力をしたこともあり、同演奏会で映像を投影しながら生演奏を披露。
光市PR動画「懐かしの光」(YouTubeひかりチャンネルで放映中)
監督・脚本 室積光氏、音楽作曲 山本亮氏
監督・脚本 室積光氏、音楽作曲 山本亮氏
制作・著作 光市
ひかり吹奏楽団演奏会 Rainbow Brass Show 2022 開催概要
テーマ:「心の旅」
2022年11月20日 14時開演 15時終演
光市民ホール(大ホール)
主催:光市/光市教育委員会/光文化協会/ひかり吹奏楽団
後援:光市文化振興財団 公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団助成事業
「心の旅」プログラム
テイクオフ
ドレミの歌
にじのむこうに&手のひらを太陽に※3人のおねーさん登場
愛の賛歌
懐かしの光(光市PR動画BGM)
YOSAKOI ソーラン節
銀河鉄道999
アンコール 前向きスクリーム
セサミストリート
案内人・ゲスト・協力
案内人 有井美穂子
スペシャルゲスト 浅江商店会マスコットキャラクター"ひかるちゃん"
協力 光高等学校 オヤジの会 光吹奏楽団OGと家族 光市民ホール
ひかり吹奏楽団について
団長 柴崎宏充 指揮 海老本卓也
YouTube ひかり吹ch
50年の歴史を持つ「やよいスポーツ少年団」に幕。卒団式・解団式が12月10日に行われた
やよいスポーツ少年団 卒団式・解団式
洗いたてのいい匂いがするユニフォームに袖を通した少年たちが、令和4年12月10日の夕刻に毎年恒例の卒団式を控え、ホテル松原屋の式典会場に集合し談笑をしていました。実は、この卒団式は同時にやよいスポーツ少年団自体の解団式も兼ね、つまり、やよいスポーツ少年団としての最後の日を迎えようとしていました。ホテル松原屋の会場内外では指導者や保護者らが、心尽くしの式典に向けた準備をされ、静かに見守る姿がとても印象的で大切なひとときを感じながら時が流れていくようでした。
やよいスポーツ少年団 卒団式
背番号10番・キャプテン羽田野君を先頭に17:30の開場からユニフォーム姿の12名(1名欠席)がシッカリとした足取りで入場し卒団式・解団式が開始。益田団長による祝辞(挨拶)
開会の辞の後、益田やよいスポーツ少年団団長より卒団する団員全員に向け、今までの感謝と、これからの未来への希望、野球を通して培った責任ある行動を今後も続けて夢をかなえられる人になってほしいと祝辞を述べられていました。
また、保護者の方々へ、先の桜木大会で強豪チームを破り見事優勝の報告と共に、今までの協力と支援に感謝の意をお伝えされていました。
福原監督の挨拶と記念品の贈呈
続けて、やよいに関与して14年、監督として10年と長く率いてられた福原チーム監督より選手一人ひとりを見ながら感謝と励ましの挨拶がありました。福原監督は14年の監督・コーチの視点から三井小に通う子供たちの印象を、とても素直と、後にお聞きした際に評されていました。
この後、団から卒団生へ、選手から指導者(コーチ)へ記念品の交換が行われました。団から贈られた物の中には思いを込めた素敵な記念品が入っていたとか。
式典の中で、6年生が1人づつ両親へ宛てた手紙を朗読。各選手ともに感謝やエピソードを披露しながら心温まるメッセージが届けられました。中には卒団の寂しさと今までの両親からの支援を思い出したのか感極まる一幕があり、参加されていた他の保護者も同じ思いに感動する場面がありました。
このチームの構成が選手だけでなく最強サポーターである選手のご家族も含まれていることを物語っていました。
この後、写真撮影を行い懇親会へ、懇親会では選手のご家族が取られた映像や画像を元に制作された動画がスクリーンに映し出され、あの時を振り返りながらの談笑が開始。後段では取り切りのトロフィー争奪ジャンケン大会が開催され会場が盛り上がったようです。
やよいスポーツ少年団 解団について
前述に記載した益田団長の卒団・解団式のあいさつの中で、前身であるソフトボールチーム発足を含め昭和49年の創設以来50年近い歴史を持つ「やよいスポーツ少年団」として紹介。昭和50年代後半ごろでは1学年チーム50人近く在席した時期もあった。また元巨人軍で現シーガルズ(日本製鉄野球チーム)の監督でもある高村良嘉氏をはじめとして「やよい」のユニフォームに袖を通した卒団生は地元のみならず各地域・各業界で活躍している。
やよいスポーツ少年団 現監督福原さん(左)と初代監督小田さん(右)岩狩公園グラウンドにて
ユニフォームとチームカラー
弥生時代の土器が三井小学校近くの丘から出土したことに因み「やよい」と名付けられたチームですが、ユニフォームについて初代監督であった小田さんによると、チームカラーの若草色とオレンジは発足時に関与されていたBチーム監督の金盛氏の社会人野球(イズミ電機)のユニフォームデザインが元とのことです。当時のムネスエスポーツ用品店にて製作を依頼。現在も一部変更はされたものの50年前からの伝統を継承したユニフォームとなっている。
また、お母さん達が会場内で着用していた背中に「Yayoi」と入ったTシャツは、いつから始まったかは不明のようですが、前世代から次々と受け継がれ着回されたものとのことです。
解団への決断について
チームの幕を下ろすことについて団長の益田氏は、指導者や保護者にことの経緯について丁寧に説明してきたようです。三井小学校区においてチーム構成人数に限界が生じ、また無理にチーム編成しても低学年から高学年が同一チームでやっても体力差が大きく怪我のもとにもなり、その点を熟慮した上で決断したようです。
現時点においても6年生を含む13名で構成。その構成で先の通り大会で優勝を飾るなど選手はもとより指導者にとっても大変大きな努力と支援があってのことだと思います。
話を聞くにつき、最後の最後まで団長をはじめ指導者や保護者、そして団員である選手が責任を持って決められた決断。古い卒団生の一人として深く尊重し感謝したいと思います。
情報をお寄せ頂きました小林農林 小林勉様(チーム指導者)、元やよいスポーツ少年団元会長藤井様(昭和56,57年)感謝申し上げます。
男声合唱団メンズコール光「創立22周年コンサート」が11月27日に光市民ホールで開催されました
「創立22周年コンサート」男声合唱団メンズコール光
2年のコロナ禍を経てメンズコール光の「創立22周年コンサート」が光市民ホールで11月27日に開催されホールに元気な歌声が響きました。また、このコンサートでは、女声コーラス「しおさい」も賛助出演され結成22周年を鮮やかに彩りました。この度のコンサートは、幅広い方に親しまれる曲を中心に4部とアンコールで構成されていました。
第一部 アカペラ名曲集
第二部 思い出の名曲集
第三部 女声合唱団「しおさい」
第四部 男声合唱のための組曲「蔵王」より
アンコール
記事リリースが遅くなりましたが、その模様を動画に収めましたので下記かリンクよりYouTubeにてご覧ください。各演目はYouTubeサイトの動画説明欄に記載していいます。(注: 随分と色が飛んでます。また大きな画面よりスマートフォンなど小さな画面でご覧いただくことをお勧め致しますw)
コンサート概要
開催日 令和4年11月27日(日)14:00開演
開催場所 光市民ホール 大ホール
出演
男声合唱団 メンズコール光
女声合唱団 しおさい (賛助出演)
進行 末永 紀美子さん
主催・後援
主催
メンズコール光
メンズコール光
後援
光市教育委員会 光文化協会 光市合唱連盟
瀬戸内タイムス Kビジョン
助成
(公財)エネルギア文化・スポーツ財団
メンズコール光
市内で唯一となる男声合唱団。活動は主に室積コミュニティセンターで毎週木曜日19:30より合唱の研鑽を行なっているようです。団長は真田雅和さん。指揮・指導を藤田崇さん。ピアノを角谷由美子さんがそれぞれ担当。現在、団員募集中とのことです。合唱パート
トップテナー河内克巳 福野修二 神邑克彦 中村吉宏 橋本均 松井清
セカンドテナー
立花道啓 上田徹 真田雅和 武居裕充 中村孝男
バリトン
川津勝徳 大西祥弘 大木太郎 仲山哲男 保禮好輝 増原章右 山本利博
ベース
髙橋洋之 高畠修 小林哲也 末岡修 新述孝夫 古川嘉之
※敬称略
コーラスしおさい
古典からポピュラーまで幅広く歌う。「楽しく美しく」がモットーの女声合唱団。近藤美子さんがリーダー、指揮・指導を松村千春さん、ピアノを小田慈さんが担当。
合唱祭だけではなく創作童話オペラなどにも参加。
コーラスパート
ソプラノ佐藤享子 河岡暁子 広田リカ 近藤美子
メゾソプラノ
井上恵美子 西崎るり子 向井美夜子 濱田孝子
アルト
玉泉瑞穂 辻井貴子 二十八昭子 三浦久美子
※敬称略
コンサート途中に指揮されている藤田さんによる合唱パートの紹介、音の違いや合唱した時の音の厚みについての説明を挟んだりと、とても楽しいコンサートをされていました。
今後も聴く機会があれば良いですね。
冠山総合公園の秋の名物「灯花祭」10月15日に20回を迎え開催
20回目の灯花祭
10月15日の日が西に沈む17:30ごろ、冠山総合公園イベント実行委員会の村谷克彦実行委員長より開会宣言が行われ、当祭のランドマークである灯籠ピラミッドの頂点にある仕込み花火に点火し祭が開会した。園内全体を埋め尽くすように仕込まれた竹筒の灯籠は約6,000個。暗くなるにつれ仄かな灯りは見事に輝き園内は美しい別の顔が覗かせていた。
点火作業は17時まえより開始され(一部LED)、一息ついている作業に当たった方によると、このトーチを園内で行ったのは当園が県内では最初の方だった。年々定着してきておりお運び頂く方も増え、皆さんが楽しみとして来場頂けることがホントに嬉しい。管理は大変だけれどもと話す。
灯花祭の見どころ
総合案内所でみどころマップが配布され、園内を流れるせせらぎ水路を中心に随所にみどころが設定されていました。(上画像:四季折々の花、大型竹灯篭)
・イベント広場(下から)
光のモニュメント(ステージ横)、
・せせらぎ水路とイベント広場の間の道路
灯花回廊
・修景池
大型竹灯篭、浮灯花
・せせらぎ水路
灯花回廊(光の川)、せせらぎ灯火
ステージイベント
灯花祭のステージでは、冠山総合公園事務所の津野千絵さんによる進行のもと、ひかり太鼓やひかり吹奏楽団によるパフォーマンスが行われ会場を温めていました。17時30分 開会式
18時00分 太鼓の演奏(ひかり太鼓夢楽座)
18時30分 吹奏楽演奏(ひかり吹奏楽団)
軽食コーナー(焼きそば、たこ焼き 休憩所前)
灯花祭フォトコンテスト、スタンプラリー
安倍元総理の県民葬、約600名が一般献花 - 柳井市バタフライアリーナ会場
10月15日の県民葬に1万名が献花
安倍元総理の県民葬が、主会場である海峡メッセ下関で10月15日に井原柳井市長の開会のことばと共に14時から開始された他、一般献花として県内7会場に設けられた献花会場で故人を偲び1万名をこえる献花がありました。一般献花
一般献花は、海峡メッセ下関では県民葬の儀が終わった16時から18時まで、その他7会場では10時から16時の間で献花会場が設けられました。
各会場では、主会場の様子を設置されたモニターで映し出され簡易的ではあるものの参列席が用意されていました。
海峡メッセ下関(主会場) 4,678人
ルネッサ長門(サテライト) 691人
シンフォニア岩国 824人
バタフライアリーナ(柳井) 606人
山口県周南総合庁舎(周南) 1,081人
維新大晃アリーナ(山口) 1,144人
山口県産業技術センター(宇部) 890人
萩市民館(萩) 331人
各会場の献花数(県発表)
一般献花の柳井会場
バタフライアリーナに設けられた献花会場では厳重な警戒の中、ご家族や友人等と共に献花に訪れる方が多く見受けられました。この地域が故安倍晋三氏の実弟である岸信夫氏の地元であるため後援会の方や親交があった方などが来場し故人を偲びつつ思い出などを語ってられました。
式 次 第(本会場14:00から)
- 開式のことば 山口県市長会会長 柳井市長 井原健太郎
- 黙とう
- 追憶(故安倍晋三先生の生前のお姿)
- 追悼の辞 葬儀委員長 山口県知事 村岡 嗣政 衆議院議長 細田 博之 山口県議会議長 柳居 俊学 友人代表 安倍晋三後援会会長 伊藤 昭男
- 弔電奉呈 山口県町村会会長 和木町長 米本 正明
- 指名献花
- 葬儀委員長あいさつ 葬儀委員長 山口県知事 村岡 嗣政
- 御遺族代表あいさつ 喪主 安倍 昭恵
- 参列者献花
- 御遺骨お見送り
- 引き続き一般の方による献花
喪主 安倍昭恵さん全文
喪主である昭恵さんが式の中で、終始、地元への感謝と、昭恵さんが知る故晋三氏の67年の生涯と政治家として総理大臣として日本を思う気持ちを静かに言葉にのせ挨拶の中で語られていました。
以下、FNNプライムオンラインより引用
"本日は主人の県民葬を立派に挙行して頂き、村岡知事、県議会議長をはじめ、県関係者の皆様方には厚く御礼申し上げます。
細田議長をはじめ国会議員の先生方には大変お忙しい中、わざわざこの下関まで足を運んで頂きましたこと、ありがとうございました。
地元の議員の皆様、市長、町長はじめ主人がお世話になった多くの皆様方にご参列頂き、また台湾からも遠くたくさんご参列頂きました。
主人も喜んでいることと思います。本当にありがとうございます。
7月8日にあのような形で命を絶ちまして、今日でちょうど百か日を迎えました。
信じられないような思いの中で日々を過ぎていき、それでも四十九日を迎え、先日は武道館で立派な国葬儀を挙行して頂き、だんだんと私も実感が湧いてきて、本当にいなくなってしまったんだなと、寂しさが増してきているような日々でございます。
平成3年、1991年、主人の父、安倍晋太郎は膵臓ガンのために志半ば、総理目前と言われながら亡くなりました。主人と同じ67歳でございました。
秘書をしていた主人は、おそらく誰よりもその無念さを感じていたことと思います。
その後、父の遺志を継いで、政治家になる決意をして、この下関に帰ってきて、毎日毎日多くの方に自分の思いを伝え、お願いをしておりました。
1991年という年は湾岸戦争があり、ソ連崩壊という激動の年でもありました。
主人はそんな中で政治家になる決意をして、そして「未来は不変のものではなく、我々の努力によって創り上げていくという信念のもと、世界平和のために新しい秩序を、この日本が中心になって創っていかなければいけない」と、そんなことを語っておりました。
それは政治家になる前から、本当に最後まで一貫していたのではないかという風に思います。
主人を支えて下さったのは、本当に地元にいる皆様方でした。
初めて選挙に出た時は、志は高かったと思いますけれども、また父の秘書をしていたとはいえ、政治家としては全くの未知数で、30代という人間としてもまだまだ未熟だったと思いますが、主人を信じてずっと支えてきてくださいました。
時に厳しいお言葉をかけて頂くもありましたけれども、おかげさまで主人が大きな政治家に育てて頂けたのだろうなという風に思っております。
ことある毎に主人は「自分が東京でこうして安心して仕事が出来るのは、地元で支えて下さる皆様方がいらっしゃるからだ」と口にしておりました。
特に2007年、病気のために辞任することになった時は、「突然総理を投げ出した無責任な男だ」と大変な非難を浴びることになり、私も本当に悔しい思いをしておりましたけれども、しばらくしてこの地元に帰ってくると、多くの方に温かく迎えて頂き、「晋三さん、もう一回頑張りなさい」と励まして頂きました。主人にとりましては、本当にどんなにか、嬉しかったことだと思います。
そしてその後、2009年、自民党にとっては大変厳しい選挙でしたが、今までにないような最高の得票率で主人は当選をさせて頂きました。その時主人は「再び地元の皆さんに、政治家として命を吹き込んで頂いたのだ」という風に言っておりました。
そして、もう一度政治家として頑張っていこうという決意を新たにしたのではないかなと思っています。
その後、2012年に負けるかもしれないという総裁選挙に立候補した時も、本当に自民党が苦しい時に全力で応援して下さった皆様方への恩返しの気持ち、「再び自民党に信頼を取りも出したい」、そんな思いで、「負けてもいい、何度でもチャレンジする」と言って、総裁選挙に出馬をしました。
その後、7年8ヶ月、総理大臣を務めることが出来たのも、この地元でお支えを頂いた皆様方のおかげと、主人に代わりまして厚く御礼申し上げるところでございます。
本当にありがとうございました。
主人は山口県が本当に大好きで、この下関、長門が大好きでした。
役職に就いて、だんだん帰ることが少なくなりましたけれど、それでも毎年、お盆に帰って、お祭りや花火大会で市民の方と触れ合うことを、とても楽しみにしていました。
「コロナでなかなか帰れないけれども、コロナが落ち着いたら、ゆっくり二人で帰って、皆さんと語り合いたいね」とそんな話もしておりましたが、6月末、江島先生の選挙の応援で帰ってきたのが最後となってしまいました。
今回、遺骨という形で帰ってきたのは本当に残念でなりませんけれども、国葬儀には各国から大勢の方達にお越し頂き、私に対しても本当にあたたかい弔意のお言葉を頂きました。
一般献花においても、長い長い列が出来て、長時間皆さん並んで献花をして下さいました。
きっと主人はそれを見て喜び、感謝をしていたのではないかと思います。
増上寺でのご挨拶の時に、吉田松陰先生の留魂録、主人が父の追悼文で書いたものを私は引用させて頂きましたけれども、主人の67年、本当に素晴らしい方達との多くの出会いがあり、多くの方に支えられて、そしてこの大好きな日本のために大きな仕事をさせて頂いた。
豊かな67年の人生であったと私は思っています。
主人が愛した山口県、私も本当に大好きで、これからも、先ほど映像にも出ていましたけれども、令和の地方の在り方、私もこの地域のために、これから何かしらか活動して行きたいなと思っていますので、皆様方には引き続きよろしくお願いを申し上げます。
母は94歳になりました。家では弔問に来られる方へ対応等をしていますけれど、残念ながらこの県民葬に参列することが出来ませんでした。「長年お世話になりました皆様方に、くれぐれもよろしくお伝えして欲しい」という風に母からも言われて参りました。
本当にこれが最後なのかなと思って、私はこの県民葬が終わると、気が抜けてしまうのではないかなと思いますけれど、本当にこのように皆様方に立派にお見送りをして頂きましたこと、改めて主人に代わりまして御礼させて頂き、私の喪主のご挨拶とさせて頂きます。
本当に本日はありがとうございました。"
まちを上げて祝福「光と音のまちぐるみナイトWedding」
まちぐるみWedding - おせっかいプロジェクト
永久の日(「と」「わ」の日:10月8日)に冠山総合公園で行われた3年振りの「まちぐるみWedding」。今回は"光と音のまちぐるみナイトWedding"と銘打ち、光市シティプロモーションとおせっかいプロジェクトチーム(PT)が中心となって企画・運営し開催。この日はまちを上げての祝福となりました。
冠山総合公園では、朝からウェディングの準備と事前リハーサルが進められました。また会場を華やかにさせている恒例となっているガーランドには、学生や一般の方からのメッセージが一つ一つに添えらており温かな式場になっていました。
また今回、試みとしてHiKARiBAの石川氏による他拠点(島田中学校体育館)と冠山総合公園の間をインターネットを経由してのYouTubeLive配信を敢行した他、17時からのイベントをそのままに配信に載せたLiveが行われていました。その模様は今後リリースされるプロモーション映像とは別に(YouTube ひかりチャンネル)で既に公開(※10/18現在は非公開に)されています。
今回のウェディングの主役である新郎・新婦さん
今回、公募で選ばれたウェディングの主役は、田尾祐磨さん(30)と美里さん(31)。
共に島田中学校の同級生でバスケットボール部出身。
イベントの告知でも触れられていましたが、2人の思い出深い母校である島田中学校の体育館では、14時になると共に、テリヤキ・アツシこと佐々木淳志氏の進行と共に「プロポーズ バスケチャレンジ」と題しスリーポイントフィールドゴールに挑戦。
このイベントを通しての公式写真画像は、マザーリーフを運営している写真家渡辺美沙さんによる撮影。後に市のウェブサイト等で公開されます。
光と音のまちぐるみナイトWedding
17時にあわせ集まったまちの人が見守る中、登場のコールとひかり吹奏楽団による演奏と共に2人が現れ立会人である市川光市長とバージンロードを祝福を受けながら進まれました。みんなが見守る中で宣誓書に署名し指輪を交換。立会人を務めた市川熙市長は祝辞の中で、バスケットボールが2人を繋ぐきっかけだったことに因み「相手を思うパスワークが大切。相手の気持ちを受け止め優しさいっぱいのチームを作って下さい」と結びました。
お色直しのあと、恒例となった"かかあ天下" vs "亭主関白" 「Love綱引き」とお祝いダンスがあり風船の中に仕込まれた風船ライトのやさしさ溢れる仄かな点灯の中でお開きとなりましが、最後に新郎祐磨さんから「今日のイベントに参加された皆さまが楽しいと思えるなら、それは私たち家族にとってとても幸せだ」と結び謝辞とされていました。
タイムテーブル
14:00 新郎新婦の思い出の母校「島田中学校」でプロポーズバスケチャレンジ16:00 スポーツチャレンジ(お菓子&光る風船)
17:00 光と音のまちぐるみナイトWedding(人前式)
Love綱引き、お祝いダンス
17:48 ライトアップ風船(約600個)
なお、会場内では、あちらこちらに今回のおせっかいを仕掛け人メンバーを中心に、さまざまなキャラクターに扮し会場を温めていました。
3年振りの開催となった「光まつり」2022
久しぶりの開催となった「光まつり」
10月に入ったとは言え猛暑日となった10月2日(日)に、光市民ホール前の道路を封鎖し3年ぶりの開催となった「ひかり祭」はたいへん多くの人で賑わっていた。市民ホール、地域づくり支援センター(隣)で繰り広げられた当まつりでは、長く鬱積しつつあるコロナ禍から少しづつ出口が見え始めた今にち、日常に少しでも心のゆとりを持とうと集まった人たちの顔がそのように物語っていました。
恒例のステージプログラム
市民ホールの東エンドにある交差点にトラックを横付けしその荷台が特設ステージはこの祭の恒例の姿で配置。このステージでは開会宣言の他、絶え間ないパフォーマンスが執り行われていました。
10:00~ 光井小 太鼓クラブ演奏
10:00~ 光井小 太鼓クラブ演奏
10:15~ 開会式
10:40~ ひかり吹奏楽団
11:15~ ストーク楽空演劇部
11:40~ J.FELLOW
12:05~ サム(森次隆政)
12:30~ ドリームドール
12:55~ N-Dance moving
13:20~ 梅谷陽子
13:45~ yoshimura dance center
14:30~ 働くクルマ移動(撤去)
15:00~ もちまき・閉会式
ホール前を走る県道22号線や場内に並ぶ屋台
この祭のもう一つの目玉である歩行者天国ですが、市民ホール前の道路沿いにズラリと屋台が並ぶ。地域外からも屋台はきておりとてもバラエティに富む味覚を楽しめるほか、場内のあちらこちらに店自慢の屋台がズラリと並び来場者の胃袋をサポート。
「はいじ珈琲洋裁店」(光市虹ヶ丘)https://higescy.wixsite.com/official
珈琲深焙豆(ふかやきまめ)と洋裁のお店。
消防まつり
歩行者天国の西エンド(島田川沿い)の一角で光地区消防組合の皆さんによるクレーンゴンドラ搭乗をはじめ様々な消防体験・防災に関するブースを展示。多くの職員・隊員さん達による体験アトラクションを提供されていました。人気の放水体験や、特に今年はテント内に疑似的な煙幕を充満させての煙体験コーナーでは子供を始めとした多く方がが体験(下)。当光まつりのチラシ
トレンドで見る新型コロナウィルス感染症(状況・データ)
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染者データ更新停止について(重要)
2022年9月26日まで各市町(基礎自治体)単位で集計し公開されていた感染者データが、9月27日より全国一律に変更となりましたので、この記事で紹介していたデータの更新を終了致します。発生届(感染者となった住所地などの詳細情報)は、新型コロナウィルス感染症と診断された65歳以上の方・基礎疾患を持つ人・妊婦などの重症化リスクの高い方に限定されて報告されます。これに従い、集計単位を市町の基礎自治体から、地域をカバーする保健所単位となります。
以下は、2022年9月26日までのデータとなります。以降は厚労省や県のデータを参照下さい。
COVID-19国内状況(データ)
2020年3月初旬にCOVID-19の記事を上げ、データについてはその記事の中で随時更新していましたが、新たにデータのみ確認できる記事として以下に再構成し記事と致しました。・この記事は、2020年12月8日(火)より随時更新されています。
・データ出典は、厚生労働省、NHKのデータを利用しています。
新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養解除基準について
出典:厚生労働省
<症状のある方>
<症状のある方>
発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快から24時間経過している場合、8日目から療養解除を可能とする。
ただし、現に入院している場合には、発症日から10 日間経過し、かつ、症状軽快後72 時間経過した場合には11 日目から療養解除を可能とする。
<無症状の方>
検体採取日から7日間を経過した場合には8日目に療養解除を可能とする。
加えて、5日目の検査キットによる検査で陰性を確認した場合には、5日間経過後(6日目)に療養解除を可能とする。
※症状がある方は10日間、無症状の方は7日間、感染リスクが残存することから、自身による検温、高齢者等重症化リスクのある方との接触や感染リスクの高い行動を控えていただく等、自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。
※療養期間中の外出自粛について、有症状の場合で症状軽快から24 時間経過後又は無症状の場合には、外出時や人と接する際は短時間とし、移動時は公共交通機関を使わないこと、外出時や人と接する際に必ずマスクを着用するなど自主的な感染予防行動を徹底することを前提に、食料品等の買い出しなど必要最小限の外出を行うことは差し支えありません。
引用:厚生労働省
引用:厚生労働省
日本国内(全国)まとめ
緊急事態宣言 まん延防止等重点措置 地域
令和4年1月から実施されていたまん延防止等重点措置は、同年3月21日をもって全ての都道府県で終了となります。
参考:内閣府内閣官房HP
山口県内の状況と隣接県の状況
(山口県感染状況)
感染状況 ステージ2
1/7よりステージ1から2へ(こちら)
山口県内の新規陽性者のデータが更新された際に更新しています。
また、山口県で陽性が確認された県外在住者は「他都道府県在住者」として纏めており県内行政区とは別にしています。当記事で活用しているデータは、「山口県HP新型コロナウィルス感染症・関連情報」を参考にしています。
Twitter 山口県新型ウィルス感染症対策本部
国内感染者数及び重症者・死亡者数
厚生労働省より日々集計し公開されるデータを元に作成。国内感染者数上位7都道府県の状況と東京(2週間計)の陽性者確認数、空港検疫での陽性者動向
2022/9/26 時点
世界のCOVID-19感染傾向
世界地域別 感染者数(7日平均値推移)
世界地域別 死者数(7日平均値推移)
強い勢力のまま近づく台風14号「ナンマドル」について
強い勢力を維持したまま北上を続ける台風14号ナンマドル
9月5日の台風11号に引き続き災害を引き起こす可能性の高い勢力の大きい台風が九州を北上中で、中心気圧925hPaをそのままに9月19日午前9時には福岡に達すると予測されています。今回の台風14号ナンマドルは風速への警戒は当然として線状降雨帯への警戒も必要となっており水害への注意が必要と各メディアより呼び掛けています。引き続き気象情報を入手し警戒ご注意下さい。
台風14号の詳細 | 9月18日 12時の状況 | 9月19日 9時の予報 |
---|---|---|
台風の強さ | 非常に強い | 非常に強い |
位置 | 屋久島の南東約40km | 福岡市付近 |
進行方向・速さ | 北北西 25 km/h (14 kt) | 北北東 15 km/h (9 kt) |
中心気圧 | 925 hPa | 930 hPa |
中心付近の最大風速 | 50 m/s (95 kt) | 50 m/s (95 kt) |
最大瞬間風速 | 70 m/s (135 kt) | 70 m/s (135 kt) |
25m/s以上の暴風域 | 北東側 220 km (120 NM) 南西側 165 km (90 NM) | |
15m/s以上の強風域 | 東側 750 km (400 NM) 西側 650 km (350 NM) | |
暴風警戒域 | 全域 250 km (135 NM) |
下関気象台の発表(第8号より)
大型で非常に強い台風第14号は、19日昼前から昼過ぎにかけて山口県にかなり接近する見込みです。暴風、高潮、土砂災害に厳重に警戒し、うねりを伴った高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、九州北部地方では、引き続き19日日中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
大型で非常に強い台風第14号は、18日11時には屋久島の南東約30キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいるものと推定されます。台風は、非常に強い勢力を維持したまま北北西に進み、19日昼前から昼過ぎにかけて山口県にかなり接近する見込みです。台風が予報円の中心付近を進みますと、早い所では18日夜遅くに風速25メートル以上の暴風域に入る見込みです。
このため、山口県では18日昼過ぎから20日にかけて非常に強い風や猛烈な風が吹き、海上では18日夜遅くから20日にかけて、うねりを伴った大しけとなる見込みです。飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。
また、台風周辺や台風本体の暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
台風接近時には潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水のおそれがあります。海岸や河口付近では高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などに、厳重に警戒してください。
(以上引用 下関気象台 9/18 11:30発表 第8号 )
(以上引用 下関気象台 9/18 11:30発表 第8号 )
台風の進路予測と暴風圏
9月18日(土)午前11時の時点では、屋久島付近を時速25kmで北上しています。同日19時頃には天草付近へ移動し翌朝9時には福岡市付近に達する見込みとなっています。ここから進路を本州に沿うように進み横断する予測になっています。直前の気象庁発表では、19日12時に下関上空にさしかかった際には中心気圧が940hPaとなる予想で以前気圧は低いまま県を横断するもようです。
暴風域に入る確率(紫:70-100%)
出典:気象庁
山口県の早期注意予測(警報の可能性)
9月18日14時の段階では避難発令は出ていませんが、既に警報は出ています。また、各自治体より、自主避難所が開設されていますので避難が必要な方は暴風最中の避難より事前の避難行動が良いと思われます。
クリック・ピンチで拡大します
出典:気象庁
防災やまぐち(リンクカード)
中心気圧の低い過去の台風(参考)
順位 | 上陸時気圧 (hPa) | 上陸日時 | 上陸場所※1 |
---|---|---|---|
1※2 | 925 | 1961年9月16日09時過ぎ | 高知県室戸岬の西 |
2※3 | 929 | 1959年9月26日18時頃 | 和歌山県潮岬の西 |
3 | 930 | 1993年9月3日16時前 | 鹿児島県薩摩半島南部 |
4 | 935 | 1951年10月14日19時頃 | 鹿児島県串木野市付近 |
5 | 940 | 1991年9月27日16時過ぎ | 長崎県佐世保市の南 |
940 | 1971年8月29日23時半頃 | 鹿児島県大隅半島 | |
940 | 1965年9月10日08時頃 | 高知県安芸市付近 | |
940 | 1964年9月24日17時頃 | 鹿児島県佐多岬付近 | |
940 | 1955年9月29日22時頃 | 鹿児島県薩摩半島 | |
940 | 1954年8月18日02時頃 | 鹿児島県西部 |
*1:当時の市町村名等で示す
*2:第二室戸台風
警戒が必要となる大型で勢力の強い台風11号「ヒンナムノー」について
画像引用:気象庁 気象衛星ひまわり2022/09/04/13:30衛星画像
秋に来る対馬回りの台風への警戒
大型で強い台風第11号は、4日9時の時点で中心気圧950hPa、中心付近の最大風速は40m/s、宮古島の北北西約150kmにあり北へ毎時15kmで進んでいます。今後の予想進路として6日9時には勢力(中心気圧)をそのままに中心部が対馬近海に達し山口県に接近する予想となっています。巷でよく耳にする県の北回りの台風は警戒すべしという事で、今後の気象庁などからの情報に耳を傾け台風への備えを行う必要がありそうです。
進路について、対馬の北側(韓国側)を進む予測が出ています。2022/9/5 19:00時点
【お知らせ】運行状況
・JR山陽新幹線 9月6日(火)は、広島-博多間 16:00まで取止め(こちら)
・JR山陽本線 9月6日(火)は、岩国-徳山間 通常運転、徳山-下関間は運転取止め、
岩徳線通常運転(こちら)
・岩国錦帯橋空港 離発着便 9月6日(火)は、羽田-岩国間 状況確認中(こちら)、
岩国-那覇間(こちら)
・周防大島町営渡船 9月6日(火)は、前島航路は終日欠航、浮島航路1,2便欠航、
情島航路1、2便欠航
・防予フェリー柳井-松山三津浜 9月5日は欠航、6日は未定(こちら)
台風11号の詳細 | 9月6日 9時予想情報 |
---|---|
台風の強さ | 強い |
位置 | 対馬海峡付近 |
進行方向・速さ | 北北東・30km/h (16kt) |
中心気圧 | 945 hPa |
中心付近の最大風速 | 40 m/s (80 kt) |
最大瞬間風速 | 60 m/s (115 kt) |
予報円の半径 | 110 km (60 NM) |
暴風警戒域 | 東側 370 km (200 NM) 西側 300 km (160 NM) |
台風の進路予想と暴風圏予想
9月5日15時時点での台風位置と数値。前日の中心気圧945hPaから950hPaへ変化し対馬北側(予測)に向け移動中。依然として最大瞬間風速は高いままとなっています。台風は先の通り、6日朝9時に対馬海峡付近を北北東に進む予想となっていますが、この時期(9月初旬)は、太平洋上の海水温がピークとなり台風にとっては勢力を強大にする一つの要因であるとメディアでの説明が有り、先島諸島や沖縄周辺海域でさらに勢力を大きくし移動する可能性がありそうです。
気象庁では、台風の進路に沿い暴風圏の範囲予想を出しています。(下図)
県東部は赤や黄色が掛かる見込みで確率としては、黄色5%、赤30~70%と出ています。県央から西はそれ以上の確立でほぼ暴風圏に入るとみておくべきだと思われ、何れの地域も今の間に準備をしておく必要がありそうです。
※9月4日の気象庁予想で、台風が近づくにつれ確率は変動します。
画像引用:気象庁
山口県東部の予想
(9/516:30 更新) 画像引用:気象庁 画像はクリック・タップで拡大します。
現段階において県東部では、9月6日は、大雨、暴風、波浪共に警戒情報を出す可能性が「高」となっています。
対馬海峡を通過した過去の大きな台風
平成3年(1991年)台風19号(ミレーレ)通称:りんご台風
平成3年9月12日~28日にかけての3つの大きな台風が襲来
”台風第17号(12~15日)、第18号(17~20日)、第19号(25~28日)と3個の台風が相次いで日本に上陸または接近した。これらの台風はいずれも大雨や暴風を伴い、全国で大きな被害があった。特に台風第19号は、中心付近の最大風速が50m/s(広島気象台は観測史上となる58.9m/sを記録)と非常に強い勢力で長崎県に上陸し、その後勢力がほとんど衰えないまま速い速度で日本海沿岸を北上したため、南西諸島から北海道までの全国で、暴風による死者や建物の損壊等の被害が多数発生した。また西日本では顕著な高潮が発生し被害があった。”(引用:気象庁)
青森県特産のリンゴがこの台風で振り落とされ大きな損害をもたらしましたが、その年度の受験に臨む多くの受験生から落ちなかったリンゴを求めたことがニュースになりました。(リンゴ台風の所以)
1991年 台風19号の軌跡
主な被害状況
- 被害地域 山口、広島、島根、鳥取県
- 家屋全壊 87棟、家屋半壊 1,316棟、家屋損壊 5,253
- 床上浸水 3,526、床下浸水 12,025
- 死 者 16、負傷者 417
平成16年(2004年)台風18号(ソングダー)
9月7日に長崎に上陸した台風18号は、先の「りんご台風」(平成3年台風19号)の上陸時58.9m/sを上回り最大瞬間風速60.2m/sを広島で観測。現在においても観測史上1位の記録となっています。
この時の最大瞬間風速は、山口で50.5m/s、札幌で50.2m/sの記録的な暴風を観測。中心気圧925hPa、高潮と重なり厳島神社が大きく損壊したのは記憶にあるところかと思います。この台風で決定づけたのが、冒頭にありました対馬を通過する秋の台風は危険という所以となっています。
この時の最大瞬間風速は、山口で50.5m/s、札幌で50.2m/sの記録的な暴風を観測。中心気圧925hPa、高潮と重なり厳島神社が大きく損壊したのは記憶にあるところかと思います。この台風で決定づけたのが、冒頭にありました対馬を通過する秋の台風は危険という所以となっています。
平成16年台風18号の軌跡
主な被害状況
- 死者41名、行方不明者4名、重傷者209名、軽傷者1,115名
- 被害総額1,262億円
- 山口県内ほぼ全世帯で停電
- 下松笠戸島でインドネシア船籍が座礁し22名死亡
刻々と変化する気象情報ですが、予測は台風が近づくにつれ精度が増します。情報をシッカリ入れ、適切な判断が出来るように心がけたいものです。
気象庁はウェブサイトが新しく更新され、台風の進路図なども分かり易くなっています。
下記リンクカードよりご覧ください。
気象庁はウェブサイトが新しく更新され、台風の進路図なども分かり易くなっています。
下記リンクカードよりご覧ください。
例年の日程を変更し8月27日に開催された「周防の火祭り柱松」
令和3年に引き続き、小学校6年生限定で開催された周防柱松
周防地域の夏の風物詩である「周防柱松」今年も昨年同様に小学6年生限定とし、さらに例年開催の8月中旬の日程を変更し開催されました。周防の柱松は、長徳寺の下に位置する島田川にかかる旭橋の河原で大なわれ、通常は5本の柱松が準備されますが、6年生のみということで高さ4mの柱松1本のみを使い行われました。
火入れの松明投げ入れ
男子5名、女子3名が各々に様々な思いを載せ元気よく松明を投げ入れました。松明の投げ入れにはコツが必要で、その場での"慣れ"が必要になり例年なかなか入らなく苦戦する模様繰り広げられます。今年の柱松も、途中先生も参戦する中、4巡目にして松明が萩の葉が入ったバスケットに入り火入れが出来ました。
通常開催の周防柱松(映像・過去記事)
ここ近年では、2019年に通常の周防柱松が開催されていますが、2018年は災害、2020年-2022年まではコロナウィルスの影響で小規模開催(小6の生徒のみ)となっています。伝統ある地元の火祭りということで、何があっても6年生向けには投げ入れ経験をさせたいという、地域の愛情からこのような開催形式をとられています。
周防柱松の通常開催の様子は、2019年開催の映像が下記リンクカードよりご覧頂けます。
三井地区で開催された供養盆踊り大会
三井地区供養盆踊り大会
感染症が急速に広がりイベントの中止が増える中、8月14日(日)18:30より、光市三井小学校で執り行われた供養盆踊り大会。この度の開催は同小学校の体育館内を会場とし参加および立入の制限を設け読経と太鼓・踊りの約40分間という短い時間の中で行われました。計画当初より、様々な条件下でも可能な限り開催が出来るように想定していました。この想定は、この地区の盆踊り大会が8月14日を固定とし例年開催されていますが、過去直近で2019年の台風、20年、21年と流行り病の影響で中止になり結果的に3年間の空白が生まれ4年振りの開催であることが、過去の関係性の薄弱を生んでいることや地域供養と繋ぐ伝統を如何に護るかに立った点を考慮した結果でした。
生徒による進行アナウンスとスタッフ
先の通り、係る関係性や経験が薄れ過去の繋がりを再度調整する必要があり、また、最後に太鼓を叩いた経験のある小学生も今は中学生。
そういったことから、三井小学校の協力の下で伝統ある太鼓・踊りを授業の中に組み込み多くの生徒が体験を通し学ぶことができたようです。その体験を通して当日参加できる太鼓・踊りの参加生徒を募集。また進行アナウンスなどお手伝い頂く小学生スタッフも募集し学校と主催する連合自治会との協力体制の下で運営を行いました。卒業生も太鼓練習と大会当日に参加されていました。
"黒幕"Tシャツ
「三井地区供養盆踊り大会の黒幕」と書かれた通称”黒幕Tシャツ”が小学生スタッフに配布されました。今回からの試みで、デザインとカラーは今後も変わることなく統一され、在校生は翌年以降も使えるように、卒業生は思い出の一つとして渡され伝統に繋ぐ和を広げるツールになればと思いを込められています。