小早川隆景から始まる重要無形民俗文化財「阿月神明祭」
熊毛半島(室津半島と言う方が馴染なのかも)の柳井側にある阿月で開催される左義長。東西に分かれた浜に東方の東神明宮と西方の神明宮の2カ所で20m近くあるシンメイを立て祭祀と共に火がつけられ古くから継承され行われてきた神明祭。
神明踊りやはやし方の掛け声が独特でその歴史を感じさせる祭は2月11日(建国記念日)に執り行われます。
阿月神明祭 開催概要
開催日 2020年2月11日(火・祝)建国記念日開催時間 AM8:00 - PM7:30 ※下記 奉賛行事をご覧ください
チラシ PDF(こちら)
開催場所 阿月出張所界隈 ※駐車場指定有 案内図参照
奉賛行事
東方(天照大神)と西方(豊受大神宮)の2つの神明宮それぞれに祭祀が行われます。奉賛行事 | 東方 | 西方 |
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起し立て | 8:00 | 8:30 |
神明太鼓 | 13:20 | |
長持じょうげ | 14:00 | 14:30 |
神明踊り 昼 | 長持じょうげ終了後 | 長持じょうげ終了後 |
神明踊り 夜 | 18:00 | 18:30 |
はやし方 | 18:20 | 19:00 |
神明祭が行われるようになった所以
下記添付しましたが、要約すると、国指定重要無形民俗文化財であるこの祭は、小早川隆景が出陣の際に伊勢神宮へ祈願し大勝を得たことから小早川家の軍神祭として執り行われていました。小早川家に代々仕えていた浦家だったが、浦就昌が阿月の地に移封したころ(1644)から、この地で祭が行われるようになったそうです。
※小早川隆景の出陣とは朝鮮出兵
※阿月への移封したころの就昌は毛利家家臣
※クリック、ピンチで拡大します。上記案内のPDFよりダウンロードしプリントすると良く見えるとおもいます。