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ヒカリバ コワーキングデイ2021

光市にあるコワーキングスペースHiKARiBAでは8月9日の世界コワーキングデイを祝し1日限りのイベントを開催。

このイベントでは、12時から14時の間にトークイベントを開催する他、通常300円(1時間利用)から1000円(1日利用)のドロップイン(予約せず来店し自由に使うこと)を無料体験、施設見学ツアーなどを企画しイベントを行った。
以下、お昼に開催されていたトークセッションを中心にお伝えします。
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コワーキング

CO + Working でCoworking(コワーキング)という造語から生まれた言葉で、共同スペースで仕事をすることでコラボレーションを始めとした様々なメリットが利用者にある。尚、最近はco-workingではなくCoworking単語として使われている。
coは共同を表す言葉で、副操縦士は co-pilot(コーパイロット)、共同創業者はco-founderなど"co"はよく使われている。
尚、corporationは企業の意味だけでなく共同や集団などの意味を持つ。

「世界コワーキングデイ」は2005年8月9日に世界で初めてサンフランシスコで使ったことに因み、この日を祝しコワーキングスペース事業者が様々なイベントを独自に開催。オフィスを持たずカフェなどを利用するフリーランスなどが、放牧民や流浪者が元の意味の"ノマド"という言葉を使い始めたのもこの時期。

石川氏 x 前﨑氏によるスペシャル対談

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12時からコワーキングスペースヒカリバのオーナーである石川氏が、コワーキングや本日の世界コワーキングデイの由来、当事業の紹介やこの事業が地域における意味について約15分間ほどの時間の中で語った。

スペシャル対談

続いて12時15分ごろから、光市室積で福祉メイキングスタジオうみべを事業展開中の前﨑氏との対談が開始された。
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同様の年代でもある二人ですが、ITが元の石川氏の事業と福祉を元とした事業の前﨑氏。
トークセッションが進むにつれ、この2者が展開する事業が、「事業」として見た場合、大きく違いがあるように見えますが、実は元の所では同じ思想の中での事業展開だったことに聞いている側は気づいたかと思います。この事を石川氏はキーワードとして「交点」と表していました。
このトークセッションは約1時間ほど行われ、国内で初となる事業を展開した前﨑氏のエピソードも交え聴きごたえのある話が聞けたと思います。

ライトニングトーク

突然登場するライトニングトークセッション。
これは、その場に参加している人が今PRしたいことや自身が話したい事を自由に限定された持ち時間内にスピーチするセッション。
今回のライトニングは5分間で3名の方が参加されました。
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トップを切ったのは通称「えっちゃん」、ヒカリバでお会いされた方も多いかと思いますが、自身がプログラミングしたアプリについて解説。
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2番目に立ったのは、グリーフサポートやまぐち代表の京井和子さん(防府市)。自身が事業展開していることについてスピーチ。
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最後のトリを飾ったのは、
徳山工業高等専門学校 機械電気工学科で教鞭をとられている三浦靖一郎先生(室積)。
今回の対談を踏まえて社会の持続性について様々な角度からお話されていました。

人と人とが業種という垣根を超え、たまたまお会い出来たから話をした。話があったからコラボした。たまたま気が合ったから…話をしてみたら解決の糸口が見つかった。そういったことがコワーキングスペースでは日々行われ新たな産業が生み出されています。
その原点・現場がここに有るような気がします。