「郷土館のひなまつり」
毎年この時期になると桃の節句に合わすように「光ふるさと郷土館」では雛人形が飾られ優美な馨りに包まれます。展示公開は2月22日から開始されていますが、今年は3月31日まで展示公開されます。また竹取物語をテーマにした展示も、昨年以上に力を入れられた展示となっており何度でも見に行きたくなるほどの仕上がりになっています。尚、竹取物語をテーマにした展示は今回が最後となりますのでお早目にご覧ください。
288体の雛人形による展示
展示されている雛人形は、寄贈されたもの所蔵されている208体と、ちりめん細工作家の森下佳代子さんの作品81体を合わせ289体で構成されています。7段飾りが5組、平飾りが4組ほどあり、雛人形が入口から抜けた休憩室に3組の7段飾りと4組の平飾りがお迎えしています。
今回の展示では中庭を抜けた先にある奥座敷も活用され、もちりめん細工作品の雛人形と、京びな7段飾りを中心に展示がされています。
竹取物語の展示
2017年から竹取物語をモチーフに展示が始まって年々その展示志向が本格的になっており、その集大成がここにありと言った感の今回の展示。この展示に小物や演出の制作を、ちりめん細工作家の森下さん、蕾陶房(つぼもとうぼう)の竹重さん(楽茶碗)、書道家の坪井さん(和歌)の協力のもとチーム工房(職員さん)の内製で仕上げており、物語をより深く引き込むみ艶っぽさがある展示内容となっています。
(各画像は、クリック、タップで拡大します)
徳山下松港開港100周年記念「みなとカード」
3月6日から開始される「みなとカード」光ふるさと郷土館バージョンもあるようです。詳しくは、徳山下松港100周年記念事業のHP(こちら)をご参照下さい。
「徳山下松港」とは新南陽から光までの商業港を1エリア単位とし、港湾法上の国際拠点港湾、港則法上の特定港としての呼び名。