
4代目をこのほど迎え、醤油一筋、この光市で作ってきて98年。
この地域が大切にしたい企業の一つだと思います。
皆さまの各家庭にご存じ河村醤油さんの醤油が1本はあるのではないでしょうか。
河村醤油さんの製法は、本醸造しょうゆにアミノ酸を加えた「混合方式」を執られているようですが、全行程の全てを自社にて行っています。
醤油の原料は、大豆、小麦、食塩を主としています。そこから麹と食塩を混ぜ仕込んでいきます。
(下記は、一般的な簡略工程図)

この醤油の元になっているのは、長い年月を掛けて大切に管理された部屋、室(むろ)と言いますが、ここで「しょうゆ麹」が常在し美味しい醤油の原料になる。現、4代目社長はかつて、祖父に連れられ夜でもこの部屋の管理や見回りに幾度となく付き合っていたそうです。「麹は生き物なので四六時中目が離せられない」と言っていたと当時を振り返りエピソードを語ってられました。
それがこのお部屋。部分的に少しづつ改修しながら管理し保っているそうです。

下記は圧搾中の工程。醤油を畳を重ねたようなシートに見えますが、ここに「しょうゆ」がしみ込んでおり、これを絞ると醤油が溢れんばかりの勢いで出てきます。ここで絞られた「生揚げしょうゆ」は地下のタンクに送り込まれます。ここはホントに見応えありました。



この後、非公開のレシピですが「混合工程」等を経て、瓶詰め後、出荷されます。
※この工場に入る際は衛生キャップと長靴等を着用しその姿で案内をされました。
商品の販売と展開への展望


社長自ら先頭切ってイベントが有る毎に「しょうゆ焼きそばしょうゆ」と焼きそばの屋台をもって各地に赴き実演販売をされている姿をよく拝見するのではないでしょうか。
明るい笑顔と責任感を感じる印象が強い4代目社長に話を伺いました。
今後の展開として検討(構想等)している事は?
・社会見学としての「工場見学」
既に毎年小中学校からは見学者を受け入れていますが、昨今いろんな企業が工場見学の場を提供されていて、各社人気なので当社もチャレンジはしてみたい。
・手作り醤油
実は、家庭で醤油は出来ます。そんな「キット」も販売出来ればと構想もお聞きしました。※ここは、サイト管理人側が話として少々乗せてしまった感も。。笑
・レシピ動画を使った訴求
ウェブサイトで自社製品(醤油)を使ったレシピを動画に載せて展開しようとしています。現段階では、準備をしている最中とのことです。
・インターネットを使った通販も展開

河村醤油のホームページに全ての醤油のオンラインショップが展開されています。
http://www.kawamura-shoyu.co.jp/
市内の販売店には必ず置いていますが、オンラインでも購入できるので遠方への進物等にも活用できますね。(オンライン商品一例)






掲載写真(出展:河村醤油オンラインショップ)
オンラインショップ内には、お試しセット(各¥1,000)もございましたよ!
河村醤油について

ロゴであるヤマカ光「山にか(カ)と東に登る光(太陽)」長年愛用されているロゴ
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